ようやく女優リンジー・ローハン(25)が晴れて自由の身となった。夢にまで見たであろう保護観察期間の終了。2007年の飲酒運転による逮捕以来、実に初めて保護観察処分を解かれスッキリした身の上になったのだ。
リンジー・ローハンに課せられていた“保護観察期間中の課題”の進み具合はどうか。それを確認するための公聴会が、29日に行われた。かつてはリンジーのふざけた態度とやる気の無さに激怒したステファニー・ソートナー判事であったが、今回の最終公聴会ではリンジーの頑張りを次のように評価している。
「彼女はやりました! この法廷が彼女にこなすよう言ってあったことを、全てやり遂げたのです。」
ちなみに「地域奉仕活動の場」として指定された遺体安置所ではいたって真面目な労働ぶりだったというリンジーは、判事に命じられていた日数に9日間プラスして労働に汗を流したという。更生への意欲が高いリンジーに対し、判事は次のようにアドバイスとエールを送っている。
「あなたは自分の人生をもっと大人らしく生きていく必要があるわ。もうクラブ遊びはお止めなさい。そして仕事に集中するのです。」
「あなたに(法廷で)再会することは期待していませんよ。」
これに対しリンジーは、こう答えている。
「判事には、ただお礼を申し上げたいと思います。(この保護観察処分は)私にとって本当にたくさんのドアを開けてくれたようなもの。フェアでいてくださったことに感謝します。」
長い時間がかかってしまったが、ようやく自由の身になったのだ。判事の言うとおり、今後は法律違反をすることなく“女優リンジー・ローハン”というブランドに磨きをかけるべく精進してほしい。また今回ようやく“自由の身になった!”と報じられているリンジーだが、厳密に言えば2014年までは非公式の保護観察期間にあるのだという。つまり地域奉仕活動などを課されることはないが、“法律違反をせず真面目に暮らしているかを見ていますよ”といった、いわば形だけの保護“観察”期間にあるそうだ。ただし事実上、リンジーはこれでようやく自由の身になったと言って間違いない。
だが先日の“ひき逃げ事件”も依然として未解決のまま。その他もろもろの問題が、今後どのように決着するかいささか気がかりではある。全ての問題を速やかに解決し、一日も早く“お騒がせセレブ”ではなく“女優リンジー・ローハン”として返り咲いてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)