09年6月に薬物過剰摂取により急死したマイケル・ジャクソンの元専属医で、過失致死罪で実刑判決を受けたコンラッド・マーレー被告が、収監中のロサンゼルスの拘置所で激ヤセし体調を崩している。それにはちょっと「臭う」理由があるようだ。
昨年9月から11月までの間に行われたマイケルの死に関する裁判で、連日メディアをにぎわせていたマーレー被告だが、現在はロサンゼルス郡拘置所で「お務め」を果たしているところだ。収監された当初は「死にたい」と繰り返し、強いうつ状態を見せていたため精神状態の観察が続けられていたと伝えられるマーレー被告だが、現在は健康状態の悪化に悩まされているらしい。
芸能サイト『TMZ』が伝えたところでは、マーレー被告は昨年11月以来、約13kg以上も体重が減ったといい、それを「拘置所の水が合わないため」だとしているという。その水はひどい臭いがして味も悪いといい、被告は出される食事も合わないことと相まって、ひどい下痢が止まらないと訴えているそうだ。
拘置所でマーレー被告はツナ缶や鮭のフレーク、サバ缶などを2.5ドルから4.25ドル(約200~360円)で買って食べているといい、友人には「猫以外に、サバ缶を食べなきゃいけない人類は自分だけではないか。」と自嘲気味に話していたという。
現在マーレー被告はこの健康状態の悪化を理由に、拘置所から出たいという嘆願を行っている最中。郡拘置所のスポークスマンは、「我々の入所者は全員、法の措置によって適切な栄養と医療措置を受けている。もし必要とあればいつも以上の措置を行っている。」と語っているそうだ。
水や食べ物が合わないとは気の毒な話。マーレー被告の刑期は当初4年だったが、拘置所の混雑がひどいため、2年弱に短縮されることが予測されている。強いうつ症状にひどい下痢、被告はこのまま持ちこたえることができるのだろうか?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)