イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ポール・マッカートニー、50年間ハマッた大麻をキッパリやめる。

何十年と親しんできた嗜好品をやめるには、それ相当のきっかけというものがある。ドクターストップであったり、真剣に願をかけて何かを断ったり、あるいは子の誕生であったり…。ポール・マッカートニー(69)はというと…?

この度『ローリング・ストーン』誌とのインタビューにて、ボブ・ディランに勧められてドラッグを覚えたと告白したポール。1960年代から吸っていたと言うから、マリファナ歴は約50年にもなる。だが彼は最近ドラッグをキッパリとやめたそうだ。

理由は、未練も悔いもないほど十分にドラッグを味わい尽くしたということ。そして元妻ヘザー・ミルズさんとの間に生まれた、ポールにそっくりな娘ベアトリスちゃんの存在だという。彼は同誌に、「いい年齢になって幸運にも子供を授かったんだ。その子を育てなきゃという責任感でいっぱいになるね」と語った。すでにベアトリスちゃんは8歳。その誕生がきっかけになったというよりは、「ダディ、ドラッグはやめて健康で長生きして?」などと可愛い声でお願いされたのではないだろうか。

かつては、来日コンサートの予定にも大麻を持っていたため入国できず、日本のファンを失望させたことがある通り、ポールはあちこちで不法薬物所持につき警察当局のご厄介になっていた。だが、イギリスは基本的にマリファナの個人使用には寛容な国であり、やめなければ大変なことになるといった緊迫感や罪悪感はなかった様子。ポールはドラッグならLSD他一通りハマッたと告白した上で、「もうたくさんなくらい経験した。コリゴリ、本当にもうたくさんだね」と締めくくった。

あるいは、昨年秋にナンシー・シェヴェルさんと3度目の結婚を果たしたポールである。そのようなドラッグより、夫婦円満のためのもっと別のドラッグを選択せざるを得なくなったと見ることも可能か。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)