人気TVドラマ『ゴシップガール』の撮影が、ニューヨークの街で再び始まった。混迷を極めるカップル事情が自慢のこのドラマ、最新の撮影風景がつい気になってしまう。

6日、マンハッタンでのロケでは、鮮やかなピンクのロングドレスを着た“ブレア（レイトン・ミースター）”がひと際目を引いた。“ダン（ペン・バッジリー）”が優しく彼女の髪にティアラをセットし、なんとも情熱的なキスを交わし、センチメンタルな表情で見送る。そう、ブレアはプライドが邪魔してほんものの愛を築けない男“チャック（エド・ウェストウィック）”との辛い関係を乗り越え、プリンス・ルイとの超セレブ婚を果たしていたのだ。

米国では先月30日のシーズン5、エピソード13の放送で、ついに第100話を迎えていた『ゴシップガール』。ブレアのロイヤル・ウェディングがテーマであったが、やはり大波乱がつきもののこのドラマ、ブレアはルイを愛していない自分に気づき、式から逃げ出し車で去る。誰が彼女の逃走を助けたのかは、見てのお楽しみであろう。

一方では、“ネイト（チェイス・クロフォード）”が共演女優のエラ・レイ・ペックに熱いキス。『ロー＆オーダー』、『グッド・ワイフ』といった人気ドラマで活躍してきたエラは、この『ゴシップ…』では“チャーリー＝本名アイビー”として彼のガールフレンドを演じている。カナダ人モデルのアマンダ・レインとの交際が話題になっているチェイスだが、この通りエラもかなりの美貌。キスを何度もしているうちに、彼女に本気になってしまうのでは？

ところで、あれよあれよとカップルが付いた離れたを繰り返すこのドラマだが、“ヴァネッサとダン”あるいは“セリーナとネイト”、そして“ブレアとチャック”といった、初々しかった最初の頃のカップルの好印象を「どうしても引きずってしまう」と言う視聴者は多い。おまけに、ヨリが戻ってもまたすぐ破局となるから悲しくなってしまう。最終回では、一組でも多くの“やっぱりアナタしかいなかった”的な元サヤ・カップルを確認したいものだが、いかがであろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）