幼い4人の子を育て、たくさんの素晴らしい思い出を作り上げて来た妻ハイディ・クルムとの約7年にわたる結婚生活が、今まさに幕を閉じようとしている歌手のシール。このタイミングで、なんとも意味深な曲を大熱唱である。

シールは、24日放送の人気トーク番組『エレン・デジェネレス・ショー』に出演し、ハイディとの破局についての思いを明らかにした他、自身のニューアルバム『Soul 2』（日本では来月発売）のプロモーションを行った。彼は数あるそのアルバム収録曲の中から、アル・グリーンの大ヒット曲をカバーした“Let’s Stay Together”を選び、TVカメラに向かって感情タップリに歌い上げたのだ。

そのサビ部分が泣かせる。♪ベイビー、いつだって一緒だよ。人生いい時も悪い時もある、幸せな時も悲しい時もあるさ。でも僕はいつだって君を愛しているから♪ と、まるで結婚する女性に愛を誓うかのようにスイート。おしどり夫婦であったはずのハイディとの結婚生活が破たん、というまさかのこのタイミングで、何の“意図”もなくそのような曲を歌うものか。

まるで「ハイディ、僕はこの曲を君に捧げる。これを聴いた後でも、どうしても君の心は元に戻れないのか」と叫んでいるかのようなシール。最後の賭けにも似た切迫感が漂っているように思えるのは気のせいか。彼のその大熱唱には視聴者も驚くやら呆れるやら、はたまた同情するやらで、タイヘンな反応を見せている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）