『Love Like Crazy』の大ヒットで高い人気を誇るカントリーシンガー、リー・ブライス(32)が大変なアクシデントに見舞われた。一行の乗るツアーバスに火災が発生し炎上、ブライスも命からがら脱出していたようだ。
タコダ君という3歳の子をなした交際10年以上になるサラ・リーヴリーさんと、最近めでたく婚約していたブライス。彼は、アリゾナ州フェニックスの東側に位置するメサでコンサートを行った21日夜、約9時間の移動ということでクルーやバンドメイトとともにツアーバスに乗り込んだ。だが走行中に車両からの出火が確認され、運転手はバー・レストラン「Toby Keith’s Bar and Grill」の駐車場にバスを停め、全員の降車を促したという。
幸い大きな怪我をした人はいないが、ブライスは「僕を含め同乗の仲間は数人が眠っていて、火事だから逃げろ! 冗談じゃないから!という誰かの突然の声に起こされたんだ。全員がバスから降りて数分もなく、いきなりバス全体が炎に包まれてしまったよ」とKNXV-TVメサ局のマイクに話しており、それは恐ろしい出来事であったに違いない。
またメサ消防署員のショーン・デンマンさんは、「ビルの高さにまで火柱が上がるほどでした」と緊迫したその時の様子を伝えるとともに、「バスから逃げ出したクルーたちは、後続のトレーラーへの引火は何としても回避しなければならないと言い、迅速な行動をとっていました」と彼らの果敢な行動を称えた。何はともあれ無事で良かった。米国のツアーバスはとにかくヘヴィーなロードで酷使も当然。整備だけはしっかりと、である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)