交際まる13年、2人の子もなした俳優ジョニー・デップ(48)とフランスの人気歌手ヴァネッサ・パラディ(39)の関係が怪しくなっている、とお伝えしたのは今月7日のことであった。多くの人々が「まさかそんな!」という反応を示したが、残念ながら破局は事実であったようだ。
1998年6月に熱愛関係となった2人は、フランスと米国を行ったり来たりしながら、リリー=ローズ・メロディ・デップちゃん(12)と、ジョン・“ジャック”・クリストファー・デップ三世君(9)を育てて来た。
こちらでも度々お伝えしていたが、最近のデップは奇行やファンをがっかりさせるような発言が目立ち、先月からはヴァネッサとの不仲説が飛び交うようになっていた。デップが弁護士に相談し始めた様子が伝わると、いよいよメディア各社は情報収集にやっきとなったが、ついに破局の事実を突き止めたのは米芸能誌『People』であった。
同誌は最大手のプライドをかけ、特に冠婚葬祭においては代理人の発表、あるいは最も信頼できる情報提供者の言葉しか信用しない姿勢を貫いている。そんな彼らがこのカップルに最も近い情報筋から得た情報は「残念ですが、破局の噂は事実です」というもの。昨年11月には、彼らはパリの別々のホテルに滞在するようになったという。
昨年5月に仏カンヌ国際映画祭で『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』が上映された際も、すぐの距離に暮らしていながらヴァネッサの姿はなかった。デップはまた、彼の制作および主演である最新作『The Rum Diary(原題)』のプレミア上映会にヴァネッサを伴うことは全くなく、今月15日に開催された『第69回ゴールデングローブ賞』授賞式という超ビッグイベントにも、やはりひとりで出席。揃ってレッドカーペットに登場する姿など、ここ1年確かに見たことがない。
その情報筋は、破局の原因については「ジョニーがあまりにも忙しすぎるからです」と語り、子育てや家庭に関心を示さなくなったデップにヴァネッサも愛想を尽かしたとしている。思えば10年春から行われた映画『ツーリスト』の撮影では、セットに度々遅刻して入るデップについて、共演したアンジェリーナ・ジョリーは“彼は仕事に専念出来ていない。パーティやロックバンドの活動で忙しすぎるのではないか。外見もだらしがない”などと不満タラタラで、ロマンチックな気分とは程遠いものがあったようだ。
こうなると、様々な元の共演者やスタッフらが次々と「デップはココが悪い」と話し始めるものである。ジョニー・デップ=超イイ人というイメージが、いよいよ崩れて来たのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)