イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】リンジー・ローハンに720万円納税の督促。パパラッチにも訴えられる。

日本の国税庁にあたる、米国の連邦政府機関“IRS(合衆国内国歳入庁=The Internal Revenue Service)”がこのほど女優のリンジー・ローハンに対し、09年度の連邦所得税未払い分として、93,701.57ドル(約720万円)を納めるよう督促状を送付していたことが分かった。

もしもリンジーがその納税の督促を無視しようものなら、連邦政府はその権力を行使して彼女の家、車、預貯金、換価出来そうな家財などを次々と差し押さえ、それらが競売にかけられることになってしまう。セレブともなれば普通は有能な会計士を雇っているものであるが、納税がおろそかになっているとは何事であろうか。また、延滞利息が発生するため普通は古い未納分から解決して行こうとするものであり、10年度について問題がないかも気になるところである。

そればかりではない。リンジーは今、グリガー・バリヤンさんというパパラッチに訴えられてしまっている。芸能情報サイト『TMZ.com』によれば、ハリウッドのナイトクラブから出てきてアシスタントの車に乗り込んだリンジーを追いかけたバリヤンさんは、急発進して走り去ったその車にひっかけられて大怪我を負っており、損害賠償を求めたいとするその訴状には証拠写真も添えられているという。

バリヤンさんを担当するスタイナー弁護士は同サイトに、「リンジーの保険会社と交渉したのですが、そちらは取るに足らない補償しか示して来ませんよ。整形外科の治療を受けましたが、神経組織にもダメージを負っていますから、それ相当の償いをして頂かないと」と鼻息が荒い。

リンジーの買い物好き、旅行好きは相変わらずであり、出回る写真は裁判所出廷と地域奉仕活動の様子ばかり。弁護士費用も莫大だが、刑務所からたいしたオツトメもせずに出てくるのは毎度保釈金のおかげであり、仕事の数がめっきり減った中で、そのローンだって支払わなくてはならない。

先に『PLAYBOY』誌で脱いだ報酬は100万ドルとも言われているが、IRSもそのパパラッチもできるだけ早く取り立て、あるいは請求したいと考えていることであろう。始まったばかりの2012年、リンジーにとってはまたしても頭の痛い1年になりそうである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)