英紙『デイリー・ミラー』の元編集長ピアーズ・モーガン(46)は、現在CNNの人気番組『Piers Morgan Tonight』のホストを務める人気者。そんな彼が人気トーク番組『The View』に出演し、天下のマドンナ(53)をメッタ斬りにしてしまった。
人気番組『The View』に登場したピアーズ・モーガンがホストらに見せられたのは、ゴールデングローブ賞授賞式に登場したマドンナの写真であった。感想を聞かれたピアーズは、なんと次のように答えている。
「グロテスクだ。なんで原始人のような格好をしたがる女がいるんだろうか。」
さらに彼は「あんな腕、僕の番組では見せたくないね。長袖でも着ればいいのに。」とも酷評しているのだが、実はこのピアーズとマドンナの間には長きに渡る確執があるのだ。
英国で記者をしていたこともあるピアーズであるが、その当時マドンナに“まんまと騙された”というのが彼の主張である。かつてピアーズは当時の様子を以下のように語っている。
「マドンナが僕にした最悪なコトって知ってるかい? マドンナの広報担当が僕にこう言ったんだ。『よく聞いて。マドンナは妊娠なんてしていないわ。』僕は『本当ですか?』って聞き返したんだけど、彼女は『ピアーズ、ちゃんと聞きなさい。マドンナは妊娠していないんだってば。』って言うんだ。その翌日、ウチのライバル紙のウェブサイトで(マドンナの)妊娠が発表されたんだ。」
このほかにもスッタモンダはあったようだが、この件でマドンナに対して激しい恨みを抱いたピアーズは「自分の番組にマドンナは出演禁止」と宣言。「テレビ番組で僕に許しを乞えば話は別だけど。」などと述べて話題を呼んでいたのだ。
この様子では、マドンナの口から「ごめんなさい」などという謝罪の言葉はこれまでになかったのであろう。そして、そのような言葉はこれからも出てこないのではなかろうか。ピアーズの苦々しい気持ちも分かるが、TV番組で悪口を言っても気持ちは晴れまい。せっかくのお洒落をTV番組でけなされたマドンナも、苦々しい気分になっているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)