今や世界中の音楽ファンに愛される存在となった歌手ジェイソン・デルーロ（22）が、ツアーのリハーサル中に大変な怪我を負っていたことが判明した。

わずか22歳のジェイソン・デルーロは、ティーンの頃から大物シンガーらに曲を書くなどしてきたいわゆる天才ミュージシャンである。最近ではKAT-TUNの元メンバー、赤西仁の『TEST DRIVE ～Featuring JASON DERULO』の大ヒットにより日本のティーンにも広く知られるジェイソンは、すでに全米はもちろんのこと世界レベルで“スーパースター”と認知される存在。来月からはツアーも予定されており、そのリハーサルで多忙を極めていたようだ。

そんなジェイソンが大怪我をしたのは去る水曜日。ツアーのリハーサル最中だったジェイソンが挑戦していたのは危険を伴うアクロバティックな動きだったというが、この時ジェイソンは頭から転倒。その衝撃で首にある脊椎骨を骨折するという、なんともイタすぎる大事故になってしまった。

「ヘタをすれば体が麻痺していたかもしれない」と報じられるほどの怪我であったが、運良く麻痺状態になることは免れたようだ。しかし今後数か月にわたり首を固定する装具を外すことができないといい、当然ながらツアーやプロモーション活動は全てキャンセルせざるをえない事態となっている。この事態を嘆くジェイソンは、ファンに向けて次のようなメッセージを発表した。

「『Future History World Tour』に来る予定だったファンの皆さんへ。皆さんをガッカリさせてしまった苦痛は体に負った今回の怪我よりも辛いものです。」

またジェイソンは「ファンは僕の全てです。近い将来皆さんのためにパフォーマンスができるよう、早く回復することを祈っています。」ともいう。

2月にグラスゴーでスタート予定だったツアーだが、残念ながらファンは今しばらくジェイソンの回復を待つしかあるまい。一日も早い完全復活を心から願う。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）