元祖ゴシップ・クイーンの怪しいロックシンガー、コートニー・ラブ(47)の新しいニュースはこれ。『NYポスト』紙が報じた “住まいの立ち退き命令” である。
ラブが暮らしていたのは、月々2万7000ドル(約210万円)で借りていたニューヨークの6億円相当のタウンハウス。このほどラブは、ドナ・リヨンさんというその家のオーナーから立ち退きを命じられた。
リヨンさんは同紙に、インテリアには絶対に手を加えてはならないという契約で貸したのに、ラブは相談もなしに壁紙と塗装を変えたとして、「私の財産がこんな風にされてしまうなんて信じられません。ニューヨークに来てその家の中を見た途端、あまりのヒドさに驚いてしまいました」と怒りをぶつけている。
彼女が借主であるラブへの激しい怒りが込み上げたのは、実はこれで二度目だそうだ。今年6月には主寝室でボヤを出すというアクシデントが発生し、ラブの会計士だという人物から電話で連絡を貰ったというが、“ミス・ラブは大丈夫です。ほっとしました” という言葉に、「私の家はどうなのよ!って感じでした。全く呆れたもんです」と話している。
それでも「家賃がしっかりと支払われていれば、話はまだ別なんですが」とリヨンさん。彼女はラブの支払い状況について、現在5万ドル以上の滞りがあり、この調子では1年後には32万ドル(約2500万円)という額に膨れ上がるのではないかと懸念していたという。
今回のインテリア騒動を機に、キッパリと出て行ってもらうのはいいが、その5万ドルをきちんと回収できるのか。少し前にラブは、ジュエリーショップ「Jacob & Co」から借りた11万ドル相当の高級な宝飾品数点を返さないとして訴えられ、裁判所からは、もしも紛失した場合はその対価を支払うようにと命じられている。クスリ漬けでヘロヘロなその体ばかりか、いよいよ財政面でのトラブルも深刻化して来たようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)