ハワイ・オアフ島で休暇を楽しんでいるリンジー・ローハンが、現地で貴重品満載のバッグを盗まれるという災難に遭った。

警察の取り調べあり、出廷あり、死体安置所での地域奉仕活動あり、今年も本当にイロイロとあったリンジー。PLAYBOY誌に全裸をさらすことをもって “仕事納め” とし、一足早いクリスマス休暇でハワイに飛んでいた。今は、仕事らしい仕事が出来た達成感でいっぱいであろう。

ところがオアフ島北部のライエで10日夜、とあるお宅のパーティに参加したリンジーが、そこで5000ドル（約39万円）もするシャネルのバッグが盗まれていたことを、芸能情報サイト『TMZ』が報じている。バッグにはお財布はもちろんのこと、パスポートとID、保護観察の身であることを証明する書類などが入っていたというから事態は大変深刻である。

「バッグを車内に置いてその家に入り、パーティを2時間ほど楽しんで車に戻ったら盗まれていた」というのがリンジーの主張である。だが昨年春のこと、裁判所の出廷命令に対し、“パスポートを紛失した” と騒いで仏カンヌからの帰国をかなり意図的に遅らせた他に、「注意欠陥多動性障害」を指摘されているリンジーである。どこかに置き忘れ、パーティ参加者のせいにしているのでは？との声も出たようだが、盗まれたことは事実であった。

ところが翌日になると、バッグはリンジーの手元に戻って来た。残念ながら1万ドル（約77万円）が抜き取られていたが、今のリンジーにとって何より大事なのはID、パスポート、法的な書類である。それらが無事であったことを神に感謝し、犯人について騒ぎ立てることはしない様子だ。

今回ビックリしたことその1、リンジーには警戒心や注意力がやはり欠如している。ニューヨークで生まれ、LAで暮らしているとは思えない。その2、犯人は親切。リンジーが法的に危ういという現状をよく知っている。その3、お財布に1万ドルも入っていた。リンジーはそんなに「金欠」でもなさそうだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）