米国の人気芸能情報サイト『eonline.com』が今、“ヴィクトリアズ・シークレット・モデルたちは最近痩せすぎてはいないか” という記事を載せている。確かに記者も1か月近く前のこと、ショーのランウェイを歩くミランダ・カーの姿に同じことを感じていた。

俳優オーランド・ブルームの妻で、今年1月に4.5kgというジャンボ・ベビーのフリン君を出産し、しかしあっという間に元の体型に戻っていたお見事なミランダ。母乳の分泌で胸のサイズがかなりアップし、そのメリハリ・ボディは、人気の「ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェル」の中でも際立って美しいと称されている。

しかし、である。この写真はニューヨークで11月9日、カニエ・ウェスト、Jay-Z、ニッキー・ミナージュらをゲストに迎えて開催された “ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー” のものだが、腕は極細、パンティはブカブカ、おまけに出ベソになっているミランダには誰もがギョッとした。

「エンジェル」たちが細すぎることについては、キャンディス・スワンポールが今年4月、それを理由にあわや解雇かと報じられてしまったほど。先輩格のアレッサンドラ・アンブロジオ、アドリアナ・リマといったアラサー勢があまりにも細いため、それが若手にプレッシャーを与えていると見ることも出来そうだ。

『eonline.com』は今、数年前のショーの写真とこの11月のショーの写真を並べ、比較しながら「エンジェルたちが健康を維持できないほど痩せて来てはいないか」と改めて指摘。かつて人々に「細すぎ！　きれい！」を連発させていた、タイラ・バンクスやジゼル・ブンチェンの腕やももの “太さ” にビックリしてしまうほど、今の「エンジェル」たちは細くなっていたのだ。

人々の目は、そしてカメラは、どうしても一番足が細くて長いモデルに釘付けになり、モデル仲間にとってもそのボディが “目標” となってしまう。キャンディスの激ヤセぶりは突出していたために問題視されたが、まるで自然現象のように全員揃って徐々に細くなってくれるのであれば、V社としてはこれくらい有難い話はないはずだ。

記事では最後にリーダーへのWEBアンケートが行われているが、2枚の写真を比較した結果、やはり60％超の人が「今のモデルたちは痩せすぎている」と回答している。まだ若く、これから妊娠・出産を希望するモデルも多い。彼女たちには、健康な体が何よりの資本であることを忘れて欲しくないものである。
参考：http://www.eonline.com/news/victorias_secret_showdown_are_new/277502
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）