イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達・番外編】お騒がせ歌手のシネイド・オコナーが、45歳の誕生日に4度目の結婚。

『愛の哀しみ』などの大ヒット曲で日本でも人気を博したアイルランドの歌姫シネイド・オコナーが、12月8日に45歳の誕生日を迎えた。その日彼女の傍らにいたのは、やはりアイルランド人というバリー・ヘリッジさん。カウンセラーとして働くバリーさんとシネイドはこの日、ラスベガスのリトル・ホワイト・ウェディング・チャペルで挙式を挙げ、めでたく夫婦となった。

ほんの数日前、シネイドは交際して3か月の恋人と結婚すると発表し報道陣の度肝を抜いたばかり。9月には「自殺したいのだけど…」などとネットに書きこみ、「“自殺”だと子供に知られないのであれば、死ぬわ。」などというコメントで世間をおおいに騒がせたばかりだが、ちょうどその頃インターネットで “出会った”のがバリー・ヘリッジさんだったようだ。この頃シネイドは「セックスに飢えた男性が必要なの。」などとオフィシャルブログで告白した上、求める条件を書き連ねて相手を募るという信じられない行動に出ていた。それを見たバリーさんは思わず返信。それがキッカケとなり、2人は交際をスタートさせている。

この “出会い”について、シネイドは『アイリッシュ・インディペンデント』紙に対し次のように語っている。

「バリーが、私に素晴らしいメールを送ってくれたの。心を奪われたわ。」

これまで3度の結婚に失敗しているシネイドに結婚の意思はなかったというが、会うたびに結婚を申し込んでくるバリーさんの熱意に負けて、結婚に踏み切る決意をしたそうだ。

さて、バリーさんが送ったというこのメールであるが、シネイドが求めていたセックス絡みのエゲツナイ内容ではなかったそうだ。

「ある朝、(ダブリンの)コノリー駅で電車を降りたんだ。そのときある女性がおかしな行動をしているのが目に入ってね。最初は何をしているか分からなかったんだけど、すぐにその女性がケンケン遊びをしていることが分かったのさ。その女性はシネイドではなく、ビジネススーツを着た30代女性。ただちょっと遊んでいるだけだったんだ。そのくらいの年齢の女性が、どうしてそんな遊びをしないのかなって僕は思ってね。そして愛を探し求めるシネイドは、このケンケン遊びの女性と同じだなって気づいたんだ。」

シネイドへのメールにそう書いたというバリーさんだが、何がどう同じなのか記者にはサッパリ理解できない。だが「まあ、素敵!」と共感したシネイドとはすぐさま意気投合。デートを重ね、ついにはわずか3か月で夫妻となった。なんとなく謎めいた夫妻という感は否めないが、余計な口は挟むまい。

仕事の都合でハネムーンに出かける時間さえないという新婚夫妻だが、今はまさにハッピーモード全開。末永い幸せと健康を祈るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)