イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】自分は「臭くて退屈な負け犬…」。イケメン俳優ロバート・パティンソン、3年前の「ワキ汗写真」公開からいまだイメージ復活ならず。

俳優ロバート・パティンソン(25)は、大ヒット映画『トワイライト』シリーズの主役を演じる今が旬のセレブである。だが今から3年前、ニューヨークのレストラン「プラネット・ハリウッド」に颯爽と現れた彼の姿に女性たちは思わず目を疑った。バッチリ決めたロバートはその日グレーのシャツを着ていたのだが、両ワキには汗ジミがベッタリ。思わず目をそむけたファンも多くいたと報じられており、その日を境に「臭い」というイメージが払拭できないままである。

たかが汗、されど汗。生理現象とは言え、多くの女性は服のワキ部分ににじむ汗ジミを忌み嫌う傾向がある。欧米ではもちろんのこと、ここ日本でもワキ汗が洋服にしみないよう工夫された下着などが売られ好評を博しているが、常に人から注目されるセレブであれば、我々以上に細かいケアが重要であろう。

3年前にワキ汗が報道されたロバート・パティンソンだが、2年前の秋には自分のことを“Smelly boring loser(臭くて退屈な負け犬)”などと自嘲して話題になっている。汗ジミの影響が大きいのか2011年に入ってもなお「臭いセレブ」の上位にランクインするなど、イメージアップできないまま。映画さながらのクリーンで硬派なイメージを確立すべく、今後の「クリーンアップ作戦」を期待するファンは多い。

今年、ロバートと女優リース・ウィザースプーン(35)が主演した映画『恋人たちのパレード』が全米で大好評を博したが、共演者ロバートについてリースは以下のように語っている。
「(ロバートは)男の子だからね。爪は不潔だし髪も汚い。服はいつもすごく汚れてたわ。」
「セクシー!」「ホット!」などと称されるロバートだけに、このギャップは「あまりにも…」ではあるまいか。せめてワキ汗のシミだけでも晒さずにいられたら、不潔なイメージはかなり払拭できるはず。おしゃれな服も台無しにするワキ汗のシミは、洗いたての服でさえ不潔にみせるものなのだ。

近年では日本国内でもさまざまな有名人のワキ汗が報じられ、ワキ汗に敏感になっている人も少なくないだろう。でも今は汗をかきにくいはずの冬。そこでワキガ、多汗症治療の専門家、加藤クリニック麻布の加藤一実先生に、お話をうかがってみた。

―先生、ワキ汗というと、やはり“夏”というイメージがあるのですが、この時期、ご相談に訪れる方はいらっしゃいますか?

加藤先生「もちろんいらっしゃいますよ。暖房のきいた部屋に入って上着を脱いだら、ワキに汗ジミができていて周りの人に見られてしまったという方もいらっしゃいました。」

―なるほど。でも、この時期は師走というだけに何かと忙しいですよね。治療に時間をかけられないのではないでしょうか。

加藤先生「当院でお奨めしている“ミラドライ”という治療は、皮膚を切開せずに、マイクロウエーブを照射するのですが、治療時間は約1時間でその1回の照射だけで70%以上の方が効果に満足なさっていらっしゃいます。お忙しい方にもお奨めできますね。」

―ああ、それぐらいなら時間を作れそうですね。考えてみればこの時期は、忘年会、年が明ければ新年会と、人と会う機会も増えます。お酒を飲んだり、お鍋料理で体が温まると、さらに汗をかきそうです。ワキ汗を見られるのもイヤですけど、隣の人に臭ったりしたらと考えると、それも気になりますよね。

加藤先生「どちらかというと寒い時期は、ワキ汗の量よりも、臭いが気になるといった方のご相談が多いです。今年の春前にミラドライを受けられた方のお話ですが、『夏場でも臭いがほとんど気にならなくなった』と喜んでおられました。臭いは年中通して悩まれている方が多いみたいです。」

この時期、外ではコートで隠せても、デートのときにはコートを脱ぐ機会も多いだろう。油断は大敵である。ロバートのように、相手をげんなりさせることは避けたいものだ。

さて、そのロバートだが、出演する映画は続々と企画、製作され、また恋人クリステン・スチュワート(21)との仲も言うことなし。演技力も高く評価されているだけに今後も俳優としての地位がゆらぐことはないだろうが、女性のハートを熱く焦がすホットな俳優でい続けるためにはイメージも大切である。新作映画のプレミアや記者会見、はたまた訪問国の空港で「Thank you for coming!(来てくれてありがとう!)」と言い手を振りながら汗ジミを晒す。こんなことのないように、しっかり管理していただきたい。

ミラドライ http://www.miradry-wakiga.jp/
加藤クリニック麻布 http://www.katoclinic.jp/
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)