恐ろしいまでの激痩せぶりが話題になっているアリ・ローハン（17）が、姉で女優のリンジー・ローハン（25）が運転する車で人気ファストフード店マクドナルドのドライブスルーを利用する姿をキャッチされている。「おお、ようやくティーンらしくハンバーガーをパクつくか」というパパラッチの期待もむなしく、姉妹は意外なものを購入しサッサとその場を後にしてしまった。

「激痩せした上に、美容整形まで受けたのでは!?」

多くのメディアにそう報じられているアリ・ローハンが、「そんなの嘘っぱちだわ！」などと語り自ら噂を否定したのは、つい先日のこと。そんなアリを愛車ポルシェの助手席に乗せリンジー・ローハンが訪れたのは、日本でも大人気のファストフード店、マクドナルドであった。病的に痩せこけたアリは笑顔もなく、疲れきった表情のままパパラッチをジロリ。一方、パパラッチにカメラを向けられることなど日常茶飯事というリンジーは余裕しゃくしゃく。クルーに対してさっさと注文すると、渡哲也風のサングラスをかけたまま商品の出来上がりを待った。

さて、間もなくリンジーに手渡された商品は何だったかというと、それはフルーツスムージーだけであった。マクドナルドといえばハンバーガー、そして熱々カリカリのフライドポテトではないのか。しかし、モデルとしても活躍するこの姉妹に脂を含んだ食品はあまり必要ないようである。それにしても、ファストフードや甘いケーキ、スナック菓子にチョコレートバー…どれもティーンの女の子なら大好きな食品であろうが、アリは「食べちゃおう。」とは思わないのだろうか。

もはやメディアの注目は、アリの「整形疑惑」から「健康状態」にシフトしていると言っても過言ではない。激痩せモデルが死亡するという痛ましい出来事もあり、モデル業界は「痩せすぎた不健康体型のモデルを求めてはいない」などと言われるが、アリが契約したモデル事務所の対応はどうなっているのだろうか。アリの激変が報じられた夏、所属モデル事務所Next Model Managementは「我々は、モデルたちに健康的なライフスタイルと体型を維持するように言っています。」などと語っているが、アリの体はその言葉を証明するものではあり得ない。

問題ばかりが起こるローハン一家にとって、アリが果たした有名モデル事務所との契約は明るいニュースだったはず。だが健康的な体型がモデルとしての成功を妨げるものだとしたら、そのようなキャリアはアリには必要あるまい。元気な体で学校に通う。普通のティーンらしいそんな選択肢は、彼女の中にはないのだろうか。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）