イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】女優キルスティン・ダンストのストーカー男に、一時的接近禁止命令が下る。

大ヒット映画『スパイダーマン』(2002年)などに出演し日本でも人気者になった女優キルスティン・ダンスト(29)が、ストーカー男につきまとわれ不愉快極まりない経験をしていたことが判明した。このたびその男に対して一時的接近禁止命令が下されると同時に、男の執拗なまでのストーキング行為が明らかになった。

ハリウッド情報発信サイト『TheWrap.com』が入手した文書によると、女優キルスティン・ダンストの実母イネス・ダンストさんはフランス人ストーカー男Jean Christophe Prudhon(51)の「電撃訪問」を受け非常に怖い思いをしたという。

「キルスティンと話をさせてほしい。」

イネスさん宅を訪れた男はそう懇願し、キルスティンに夢中だと語った挙句に何十通という手紙を置いていったそうだ。イネスさんは「(手紙は)恐ろしいもので嫌がらせめいたものだった。」と述べ「(あの男は)明らかに精神疾患を患っています。」などとも公言している。

この男は手紙に「キルスティンに会うために何度も(母国フランスから)アメリカに渡った。」などと書き記し、旅費を稼ごうと自宅まで売却した過去があることまで告白している。さらに手紙には以下のような一文まで記されていたらしい。

「こんなの、正しいやり方ではないよね。でも正直に言う。これしか方法はないんだ。」

異常なまでの執着ぶりを露呈する手紙の束に、イネスさんはもちろんのこと、キルスティンもさぞ怖い思いをしたことだろう。男はイネスさんの住所を知っていただけでなく、キルスティン本人に対しても繰り返し電話をかけていたという。

ロサンゼルス郡上級裁判所は男に対し、キルスティン本人はもちろんのこと、彼女の自宅、車、そして職場から少なくとも100ヤード(約91メートル)以上離れているようにとの命令を下した。次回の公聴会は12月21日に予定されている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)