歌姫シェール(65)の一人“娘”として生まれながら性転換し、男となって生まれ変わったチャズ・ボノ(42)が、長年苦楽を共にしてきた恋人ジェニファー・エリアさんとの婚約を破棄したことが判明した。
「チャズ・ボノとジェニファー・エリアさんは、互いに対する大きな親愛の気持ち、尊敬、そして愛情を持ちつつ2人の関係に終止符を打つのです。」
芸能情報サイト『Gossip Cop』に対してそう語ったのは、チャズ・ボノの広報を務める人物である。「2人は自分たちのプライバシーを守ってくださるようにとお願いしています。」とも語るが、実際に何が原因で婚約破棄になったのかは未発表のまま。またこの2人は婚約破棄をしただけではなく、関係そのものを断ち切り別々の道を進むことにしたようだ。
ジェニファーさんに対するチャズのプロポーズがTV番組用に収録されるなど、2人の関係は良好と誰もが疑わなかった。大バッシングを浴びながらも人気ダンス番組『Dancing with the Stars』に出演したチャズを支え、プロポーズにも快諾していたはずのジェニファーさん。性転換以前からチャズと交際し、一時期はチャズの体を心配するあまり飲酒にも走ったと言われているが、性転換以前より「ストレートなカップル」と自分たちを認識し、チャズのことを男性として心から愛していたようだ。
新たな同性婚カップルの誕生を祝福するファンも多かっただけに、今回の破局は実に残念である。チャズは今回の別離について、次のようにツイートしている。
「僕たちが別れたことを心配してくれて、どうもありがとう。僕は大丈夫。僕たちはこれからも互いに対する愛情と尊敬を持ち続け、良い関係を保つよ。」
憎みあった果ての破局劇というわけでないのが救いである。今後またいくつもの出会いを経験するであろう2人が、公私ともに大きな幸せをつかむことを祈りたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)