イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】「暴行」と「コカイン所持」で御用となったブルック・ミューラーが、19日に法廷へ。まさかの「お咎めナシ」となるか。

つい先日、暴行およびコカイン所持で、俳優チャーリー・シーン(46)の元妻ブルック・ミューラー(34)がコロラド州で逮捕されたとお伝えしたばかりである。「ブルックとチャーリーの間に生まれた双子は大丈夫なのか!?」というメディアの懸念をよそに、保釈されたブルックはすでにロサンゼルスの自宅に戻り、双子の世話をして過ごしているという。

『E!Online』の報道によると、チャーリー・シーンには双子のボブ君、マックス君の親権をブルック・ミューラーから剥奪する気はさらさらないそうだ。メキシコにある怪しげなリハビリ施設への入所を希望するなど、ブルックなりに「クリーンになりたい!」という願望を強くもっていることは事実だろう。しかし幼い双子の世話を乳母に任せて深夜にクラブに繰り出し、挙句に女性の顔面にパンチを食らわせてしまう暴れっぷり。その後に立ち寄った別のクラブで5グラム近いコカインを所持していたところを逮捕されたという情けなさに、幼児2人の母としての資質を問う声は多い。親権を剥奪する意思がないというチャーリーの思いやりも分かるが、果たしてそれが賢い決断であったろうか。

ブルックの広報担当者スティーヴ・ホニグ氏は同サイトに対し、「チャーリー、そしてブルックの実母がサポートする意思を示してくれました。」と述べ、また今回の告発に対しブルックには反論する意思があることも明かしている。

「ブルックには長年弁護人を務めているイェール・ガランター氏がいます。彼は現在アスペンにおり、今回の件を調査中です。」

そう述べるホニグ氏は、さらに続けて「ガランター氏は、全ての事実が明らかになりしだい全ての告訴が取り下げになることを目指し、ブルックの弁護活動に励むつもりでいます。」とも語った。

コロラド州でのコカイン所持は今回が初犯ということもあり、ブルックが刑務所送りになる可能性は限りなく低いと言われている。「ブルックがコカインを他者に売った!」などという物騒な事実があれば話は別だろうが、「ブルックからコカインを買いました!」などとわざわざ告白する者はいないだろう。また今回のコカイン所持については売却が目的だったとの見方があるが、チャーリーはこれを完全否定。毎月養育費として5万5000ドル、日本円にして約430万円をブルックに支払っているといい、芸能サイト『TMZ』に対しても「こんなに養育費を払っているのに、ドラッグを売るだって? ありえないね。」とコメントしている。

ブルックは、今月19日にコロラド州ピトキン郡裁判所に出廷予定という。たとえ「オツトメ」が待っていなくとも、母としての責任を今後十分に果たすには、適切なリハビリ施設に十分な期間入所するのが一番であろう。

「双子のことは心配するな。まずはきちんと元気になって戻ってこい。」

双子の実父チャーリーがそう言わないのだとしたら、彼も子供の親としては不合格である。双子への愛が、この元夫婦をどう動かすのか。今後の動向に注目していきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)