イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】海外セレブの豊胸事情、専門家はこう見る!<恐怖! 麻酔せずに豊胸されたジェニー・マッカーシー>

元プレイメイトの女優で、自閉症児の育児に関するアクティビストとしても知られるジェニー・マッカーシー(39)。若くお金もなかった無名の頃に、友人と共に安い価格で豊胸をしてくれる医者を探して施術を受けたところ、麻酔なしで手術をされた、という恐怖の体験を明かしている。

看護学を学ぶために通っていた大学の学費を工面するために、『プレイボーイ』誌に自らの写真を送ったことがきっかけで、モデルの道を歩むことになったジェニー。94年にはプレイメイト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、それ以降リアリティショーのホストや、女優としてスターダムをのし上がって行った。

しかしその成功の裏には、危険とも言える豊胸手術をくぐり抜けた経験があった。ジェニーは19歳の頃、安く大きな胸を手に入れようと友人達と画策し、米アリゾナ州のある美容外科医を探し出した。その医者は1500ドル(約11万6500円)で両胸のインプラント挿入を施術する、とうたっていたという。
しかしウマい話には裏があった。その美容外科医の手術費用が安いのは、麻酔をしないためだったのだ! そのことを知らずに手術を受けたジェニーは恐怖の体験について、ゴシップサイト『WENN』に次のように語っている。

「手術台に寝ている時に、“豊胸術を受けている時に豊胸術の夢を見ているなんて、何てリアルなのかしら。”と思っていたの。だって、枕元で執刀医や看護師がやり取りしている器具の名前まで、ちゃんと聞こえるのよ。そして、そこで目を開けたらオーマイゴッド! 夢じゃなくて現実だった。自分の体を見たら、胸が片側だけオペ済みでもう一つの胸はまだだったの。」

パニックに陥ったジェニーは、「一体どうなっているの? 私、目が覚めてますけど?」と執刀医に問いかけると、その医師は麻酔なしでの手術を気にする風でもなく、こともなげに「もう半分の胸がまだだから、もう少しがんばって。」と返してきたのだとか。

恐怖の「麻酔なしのチープ手術」を何とか乗り越えたジェニー。しかし、その際のインプラントが大きすぎたこともあり、やはり失敗だと思った彼女は、数年後に再度「減胸」手術を受け、バストをダウンサイズした。「車のタイヤをローテーションするように、女性は10年位ごとに豊胸術も見直す必要があるのよね。」と彼女は語る。「(最初の胸が大きすぎたため)いつもサイズの大きいドレスを買わなければ、服が合わなかった。だからインプラントを小さいものに入れ替えて、そのために胸がちょっと垂れ下がってしまったわ。でも物事には“陰と陽”があるものだから、仕方ないわよね。」

麻酔せずに手術されたというジェニー。想像するだけで恐ろしい。今回も豊胸のカリスマ・ドクター、「池田ゆう子クリニック」院長・池田優子先生にご意見をうかがった。

-先生、今回登場したジェニーは麻酔せずに豊胸手術をされたというのですが…。

池田先生「麻酔なしで手術とは…。豊胸以前の問題のような気もします。医師がしっかりと説明しなかったことも考えられないことですが、海外でのしかもずいぶん昔の話ということもありますので。常々申し上げておりますように美しいバストへの第一歩は信頼できるクリニック、医師を探すことから始めていただきたいです。」

-本当ですね。信頼できる医師選びは納得いくまですべきですね。ところで、ジェニーは、何回も豊胸手術を受けているようなのです。本当にそのような必要はあるのでしょうか。

池田先生「そうですね、ジェニーさんの場合は、インプラントということですから、その必要が出てくる可能性がありますね。胸に入れたバッグは、人工物ですので挿入直後から徐々に劣化が進んでいきます。」

-劣化するとどのようになってしまうのですか?

池田先生「バッグの種類や品質にもよりますが、早ければ数年後からバッグの拘縮や破損といった不具合が生じる場合があります。また、直接的なバッグの劣化によるものではなくても、年齢とともに大きさが不自然になったという方や、バッグの重みでバストラインが下がってしまったと悩まれている方もいらっしゃいました。」

-美しいバストになりたいと願って豊胸されたのに、そのような結果になるのは残念ですね。

池田先生「はい。ですので、胸に入れたバッグで悩まれている方に、私のクリニックでは、バッグを除去してから脂肪注入法で豊胸なさることをお奨めしています。バッグを取り出す手術は、わずか20~30分ほどで終了します。その後すぐに脂肪注入法による豊胸手術を行いますので、小さなバストで過ごさなくてはならない期間はまったくありません。実際に受けられた患者さまからは『バッグが入っていたときと比べて、形も感触も動きも自然でとても満足している』という声を頂戴しています。」

ジェニーは脂肪注入法を知らなかったのだろうか。何回もインプラントを入れ直すなんて、いくらきちんと麻酔をしてもらったとしても、心身ともに負担はないのかと心配してしまう。

さて、そのジェニーだが、元夫の俳優兼映画監督、ジョン・マロリー・アッシャーとの間に誕生した、自閉症の息子エヴァン君(9)を、シングルマザーとして育てている。05年から約5年間交際したコメディ俳優ジム・キャリーには、エヴァン君もよくなついていたそうだが、「一緒にいてつまらなかった」と昨年あえなく破局し、最近ではスポーツエージェントの男性との親密交際が伝えられている。

もうすぐ40歳になるとは思えないみずみずしい若さを誇るジェニー。もしまた『プレイボーイ』誌からオファーが来たら「絶対に受けるわ。多分オファーは来ないと思うけど、またやってみたい。」と意欲は満々だ。身長167cmのところ、出産の際は一時95kgまで体重が増え、必死で元に戻した体験がある彼女。今は「レディー・ガガみたいなボディが欲しいの。」ともらしているとのこと。ガガをうらやまずとも、彼女は彼女のままで十分ホットだと思うのだが…。

※ 池田優子先生は、2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。(HPはコチラ<http://ikeda-yuko.com/bustup/?lpomax=010>)
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)