思いやり、たくましさ、友情を学び、時には生の喜びや死の悲しみを知る「絵本」の世界。奇想天外なストーリーに夢を膨らませることだって可能だ。類まれなる感性と心を持った人しかなれそうにないと言われる絵本作家だが、そこに “あの” スリ・クルーズちゃんが参入する可能性が出てきた。
トム・クルーズとケイティ・ホームズ夫妻の愛娘スリちゃんは来春には6歳になる。お人形さんやぬいぐるみ相手の遊びには飽きてしまったのか、今ではペンを走らせ、そこに絵を添えることに夢中だそうだ。このほどファミリーに親しい友人が米芸能誌『In Touch』に、スリちゃんが絵本作家としてデビューする可能性があることを漏らした。
「スリちゃんは年齢以上に賢い子です。物語を書いてそのイラストも自分で画くため、すごい才能があるとトムとケイティも自慢していますよ。でもその芽を大切に育てるために、彼らは焦らせずにゆっくりと見守って行くと言っています」とその友人。「ウチの子天才!」を連発させるトムやケイティの様子が容易に想像される。
完成間近だというその絵本だが、“ビバリーヒルズ” の大きな家に暮らしている幼い女の子が主人公だそうだ。スリちゃんが普段見ている世界を絵本の舞台にするのであれば、それはもう絵本どころか「自叙伝」。話題性に富むため、出版のオファーはきっと舞い込むであろうが、“わたしのきょうのドレスはどれ?”、“かくれんぼしても、いえがひろすぎてだれもみつかりません” などという絵本になる可能性が大きい。
だがもしも、お人形遊びにはもう飽きたから外に出たい、お金よりお友達が欲しい、かわいそうな子供たちに私のドレスを分けてあげたい…といったたくましい成長をテーマにストーリーを描けるのであれば話は別。「推薦図書」の帯が付けられる可能性もなくはない…とは言い過ぎか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)