イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】エヴァ・ロンゴリアのメキシコ料理店を女性客が訴える。「滑って転んだのは床がベタベタだから! 」

セレブも度々利用することで知られる、女優エヴァ・ロンゴリア(36)のメキシカン・レストラン「Beso」。メキシコ系の両親を持つ彼女が、08年にウェストハリウッドにオープンさせたものだが、昨年ここを利用して店内で転倒、負傷したというある女性客が店を訴えた。

メキシカン、チャイニーズ、ステーキハウス…これらのレストランは、確かに床の掃除をしっかりしておいて欲しい。小さな子供や足元の不安定なお客さんが、滑って転ぶようでは大変危険である。だが昨年のこと、その「Beso」で家族や友人とともに誕生パーティを開いたルイザ・ボヤジアンさんという女性客は、店内で転んで腰を強打したそうだ。

ボヤジアンさんは痛みのために治療を受けたが、神経系にダメージが残ったとして、店に損害賠償を求めたいとする訴状をこのほどLA郡上級裁判所に提出。店内の床はベタベタであり、客のための安全確保を店は怠っていると主張する。

2万5000ドル(約190万円)以上の賠償金を要求しているボヤジアンさんだが、この件について「Beso」のマネージメントを引き受けているJ.T.トレギアーニ氏は芸能情報サイト『TMZ』に、「まだ起訴の詳しい内容を把握していない」とした上で、「自然の力で発生した今回のようなハプニングが、訴訟にまでなった経験など過去に例がありません」と話している。

「Beso」をよく知る人たちは今、“確かにあそこの床はベタベタしている” と改めて話題にしている。こうした事態を恐れ、慎重に床を掃除しているレストランもいっぱいある中で起きたこの事件。“自然の力で発生したハプニング” として片づけられるものか否か、同業者たちもその裁判の行方を慎重に見守ることであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)