芸術の秋。週末は水上バスに乗って、下町を散策しよう。

東京都交通局は、今月11日より開催中の江戸東京商店街・買物独案内「舟めぐり・まち歩き」とタイアップし、水上バスの乗船運賃が割引になるキャンペーンを始めた。

これは、都営交通の一日乗車券「都営まるごときっぷ」の購入者を対象に実施されるもので、「都営まるごときっぷ」を提示すると、浅草から隅田川を経て浜離宮、お台場海浜公園などを運行する水上バスの大人運賃が半額に、子供は無料になる。

また、隅田川周辺の商店街では、買い物をしてスタンプラリーに参加すると、もれなく乗船券がもらえたり、プレゼントが当たるキャンペーンも併せて実施している。

都営交通と水上バスを使って、隅田川周辺の4区（中央区・台東区・墨田区・江東区）の商店街で500円以上の食事や買い物をしながらスタンプを3つ集めると、期間中いつでも乗れる水上バスの特別乗船券4枚がもれなくもらえる。

さらに、本物の浮世絵やニンテンドー3DSなど、そして地元各商店街からの豪華賞品も抽選で当たるという。下町の数々の特産品がプレゼントになっているのは観光客にとってこの上なく嬉しいことと言えよう。

賞品の一例を挙げると、墨田区のおしなり商店街からはスカイツリー・グッズセットなど、国技館通り商店会からは老舗巴潟の「九代目のちゃんこ鍋」みそ味などが用意されている。台東区の浅草雷門通り商店街からは雷おこしなど、江東区の深川仲町通り商店街からはふろしき2種などが用意。そして中央区の東日本橋やげん堀商店会からは人形焼きなどが用意されている。

詳細は都営地下鉄各駅や都バスの営業所、水上バスの船着場近くの案内所で配布されているガイドブックに記載されており、そのガイドブックの最終ページがスタンプラリーの台紙となっている。

キャンペーンは今月27日（日）まで実施される。「都営まるごときっぷ」は大人700円、小児350円で、都営地下鉄および都バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーに、1日に限り何回でも乗車できる。水上バスに加えて都営地下鉄や都バスを駆使して、下町情緒あふれる水の街・東京を堪能してみてはいかがか。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）