あさっては2011年11月11日。年月日に同じ数字が揃うのは2009年9月9日以来、実に2年2か月ぶりだ。当分見られないであろうこの貴重なぞろ目を記録しておこうという人も多いだろう。鉄道各社もこの日に合わせて記念乗車券を発売している。主なものをまとめた。
まずは西武鉄道。こちらはとことん「1」にこだわって、自社を走る2000系2011編成や101系などをデザインした台紙に、「1」の形をした乗車券を6枚セットにした。価格は1セット1110円で、2011セット限定。11月11日の初電より池袋駅、西武新宿駅、所沢駅、国分寺駅、武蔵境駅の5駅で販売される。
(いすみ鉄道の記念乗車券は懐かしい硬券。)
続いては千葉県のローカル線、いすみ鉄道。こちらは懐かしい硬券の記念乗車券を発売する。現在同社の目玉車両として運行中のキハ52をあしらったデザインで、乗車の際には硬券に鋏を入れてもらえる。全国から姿を消しつつあるキハ52に乗ってタイムスリップしてみるのも良いだろう。記念乗車券は780円で、11月11日午前9時半から大多喜駅にて発売される。520部の限定。
続いても千葉県を走る北総鉄道。こちらは駅ナンバリング標記で「HS11」番の駅である小室駅発行の硬券乗車券を発売。4枚セットで、各切符の券紙の柄(=地紋)は、北総開発鉄道時代の地紋や、成田スカイアクセスの地紋など4枚とも異なる地紋となっている。もちろん各切符は2011.11.11の日付印字入りだ。1111セットの限定発売で、価格は1100円。11月11日より京成高砂駅を除く北総線各駅で販売されるほか、通信販売でも受け付けている。
そして最後は新京成電鉄だ。こちらは「迫力・力強さ」をモチーフに、走行する電車の写真を大きく使用。松戸から250円区間と京成津田沼から250円区間の2枚セットで、発売金額は500円と手ごろ。オリジナル封筒付きで限定2011セットの販売。新鎌ヶ谷駅と京成津田沼駅を除く新京成線各駅で販売されるほか、通信販売も受け付ける。
そもそも11月11日は1が4つ揃う珍しい日として、ポッキーの日や電池の日、鮭の日など様々な記念日になっている。今回は鉄道の記念乗車券をご紹介したが、他にもさまざまな分野でぞろ目を記念したグッズが販売されているので、探してみてはいかがか。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)