お騒がせ女優リンジー・ローハン(25)の父で同じくスキャンダルばかりが報じられるマイケル・ローハン(51)が、体調不良に悩まされているという。
今年、元恋人に対するDV事件が世界的に報じられたマイケル・ローハンであるが、実は心臓に大きな病気を抱えているという。木曜日の午後に胸部の痛みを訴えたマイケルはすぐさまタンパの病院に搬送され、翌日金曜日には動脈に「ステント」と呼ばれる管状の機器を埋め込む心臓手術を受けることが決まっていたらしい。が、芸能サイト『TMZ』の報道によると、手術前の検査により片方の肺に血栓ができていることが判明。医師団は心臓手術の延期を決定し、現在は薬を使用し血栓を溶かす治療を行っている。この治療がうまくいけば、マイケルの心臓手術は月曜日にも行われる見込みだ。
これまでにも心臓の不調が報じられてきたマイケル。その不調には過去のコカイン摂取が起因している可能性があるとも指摘され、ストレスや怒りといった感情の対処が病気の安定に欠かせないことなども分かっていたようだ。にもかかわらず、娘リンジー・ローハンの名前を出してはカメラの前に立ち、元恋人に対してはDVを働き逮捕。挙句の果てに警察から逃れようとバルコニーからジャンプするなど、その奇行はどうにも止まらなかった。最近ではリハビリ施設に入り、いわゆる「アンガー・マネジメント・プログラム」を受講して怒りの対処法を学んでいたと報じられているが、実は今年の初めにも心臓の異常で病院に担ぎ込まれている。手術後は、より心穏やかに過ごすよう、体調と精神状態の管理は欠かせなくなるだろう。
リンジーや、激痩せが報じられるアリ・ローハン(17)が心配という親心に嘘はあるまい。だが彼の子供たちの心は、マイケルが吠えれば吠えるだけ離れていくのだ。「子供の名前を利用して金儲けしている。」などと言われないためにも、また子供たちへの愛情を今一度証明するためにも、今はただ自分の健康を回復すること、そして子供たちの模範になるべく自らの生き方を軌道修正することが大事であろう。
父の状態を知らないはずのないリンジーは、日曜日に「お気に入りの女優さんたちを見るのが大好きよ。」などと陽気にツイートしている。なんとも冷え切ったこの親子関係に、むなしい気持ちを禁じ得ない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)