イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】有罪評決が出たマイケル・ジャクソン専属医師が激白。「マイケルが、もっと私に正直でありさえすれば…。」

故マイケル・ジャクソンの専属医であったコンラッド・マーレー被告に対し、陪審員が有罪評決を下したのは今月7日のこと。だがこの判決に先立ち、TV番組『Today』とドキュメンタリー番組の中で行われたインタビューで、マーレー被告が「マイケルの死は自分のせいではない。」という趣旨の発言をしていたことが明らかになった。

コンラッド・マーレー被告に対し、ついに有罪評決が下ったのは11月7日。この判決に、故マイケル・ジャクソンの遺児ら家族が歓喜したと報じられているが、マーレー被告は判決に先立ちTV番組とドキュメンタリーのインタビューで意外な発言をしていた。

ドキュメンタリー『Michael Jackson and the Doctor: A Fatal Friendship』のインタビューで、マーレー被告本人は以下のように語っている。

「マイケルが、もっと率直に自分自身のことを包み隠さず話してくれたらよかったのにと願わずにはいられません。」

彼の言い分によると、マイケルは過去にどのような病歴があったのか、どういった医者にかかってきたのか、さらにはどのような治療をほどこされてきたのかをマーレー被告に正直には語っていなかったという。またTV番組『Today』のインタビューにも応じ、マイケルが死去した2009年6月25日にマーレー被告の取った行動として、警察に語った内容とは食い違う発言もしている。

「マイケルを(薬で)眠らせましたが、寝入った彼を起こすまいと別室で電話をかけました。」

だが警察の取り調べを受けた際、マーレー被告は「トイレに行こうと退室しました。部屋を留守にしたのはほんの2分です。」などと当時の様子を語っている。

「一晩中眠ることができず、どうしても眠りたいと切望していたマイケルがようやく眠るのを確認できたというのに、彼を起こすようなことをするでしょうか?」

こう語る彼は、いかにマイケルを休ませてやりたかったのかを力説した。また退室理由についても「もし彼が起きて私を呼べば、私は彼の声が聞ける場所にいたのです。」と弁明している。あの運命の日に部屋を出たことを後悔しているかという質問には、しばし声を詰まらせ「マイケルが亡くなったことが悔やまれるのです。」などと答えるにとどまり、直接的な回答を避けた。

マーレー被告が不眠に苦しむマイケルに投与したプロポフォール。それによりようやく眠りについたマイケルは、二度と目覚めることなくこの世を去っている。弁護人は、マーレー被告が退室している間にマイケル本人がさらに薬を摂取し死亡したと述べたが、結局その言い分が認められることはなかった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)