めったに私生活については語らない女優アンジェリーナ・ジョリー(36)が、アメリカCBSテレビの『60 Minutes』に登場した。その謎めいた過去に言及したとして大きな話題になっている。
「私は今でも悪い娘。でも私のワイルドな部分は、ブラッド・ピットや、私達二人のアドベンチャーのためだけのもの。」
『60 Minutes』のホスト、ボブ・サイモン氏にそう語るのは、女優アンジェリーナ・ジョリーである。ブダペストで収録されたという今回のインタビューであるが、アンジェリーナはこれまでにないほどオープンにその過去を激白している。
「とっても深刻で暗い時期を経験してきたわ。でも生き抜いてきた。若くして命を落とすこともなかったしね。」
そう言うアンジェリーナは、「私はすごく幸運だわ。ある種の出来事を経験して命を落としたアーティストや一般人だっている。私がもっとも危険なことをしたって想像できるでしょう。私が最低なことをしたってね。」とも述べた。
かつての夫ビリー・ボブ・ソーントン(56)とは互いの血液を入れたペンダントを交換して身に着けていたなどという話はあまりにも有名。また過去には日系人女優ジェニー・シミズ(44)と性的な関係にあった事実が暴露されてしまったが、
「初めの夫と結婚していなければ、ジェニーと結婚していたでしょうね。」
などと語り、その勇気のあるバイセクシャル告白で話題を呼んだ。ドラッグに溺れうつ病まで患ったかつてのアンジェリーナは、殺し屋を雇って自分を殺してもらおうと考えた時期まであるというが、今や養子も含め6人の子の母。人道的な活動で知られ、母として、また女優として大変な活躍ぶりである。
アンジェリーナ・ジョリーという女性は、彼女がこれまで演じてきた数多くのキャラクター以上に奥が深そうだ。インタビューの全貌は日曜日に放映予定という。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)