本日11月11日から公開中の映画『インモータルズ -神々の戦い-』。製作陣は『300<スリーハンドレッド>』のジャンニ・ヌナリとマーク・キャントンであり、ギリシャ神話を題材にした空前絶後の“アクション・スペクタクル超大作”と話題になっている。その『インモータルズ -神々の戦い-』で、神々の頂点に君臨するオリンポスの主神ゼウスを演じたルーク・エヴァンスのインタビューがTechinsightJapanに届いた。このルーク、イケメンとして知られる、要チェックの俳優だ。早速その内容を紹介しよう。
このルーク・エヴァンス、最近では公開中の映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』でフランス最強の三銃士のひとり、アラミスを演じている。アラミスは、女に凄腕という設定なのだが、イケメンだからこそ説得力が増すというもの。ルークはこれまでもトラディショナル、クラシカルな作品に出演することが多く、これはそのルックスが正統派二枚目であることをうかがわせる。
さてそのルークが最新出演作『インモータルズ -神々の戦い-』について語ってくれた。
「“インモータルズ”は、若者テセウスが大活躍する物語なんだ。というのも、自分のいる世界が、ミッキー・ローク演じるハイペリオン王に荒らされて、狂人的な王の殺戮と暴虐を目の当たりにする。人間のリーダーが必要なゼウスは、テセウスを選ぶ。テセウスには信念のために恐れず戦う資質があると見て、戦う術をすべて身につけさせリーダーとして育てあげていく。テセウスが成長していくのをゼウスは陰でじっと見守り独力で難局に立ち向かわせるんだ。」
その大活躍する若者テセウスは、ヘンリー・カヴィルが演じている。彼についてルークは、「リーダーとしての強さと統率力をあの役にうまく出していたと思う。主役として持つべきものすべて持っている。共に仕事をして友達にもなれて最高だったよ。」とかなり満足している様子。
そして満足したのは共演者だけでなくスタッフ陣にも言えるようだ。今回衣装デザインを担当したのは、石岡瑛子。映画の成功には役柄や時代背景にマッチした衣装が欠かせないと言われているが、神の世界を描いた『インモータルズ -神々の戦い-』では、これまでとは違う衣装となる。鎧や甲冑などが必要な“戦いのシーン”もあるわけだが、ここも見応えのあるものとなっている。
その石岡瑛子についてルークは、「瑛子は天才だし素敵なレディだね。それに仕事熱心ですごい人だよ。古代ギリシャのサンダルや頭にブドウやツタをちらし、そういう昔風のやり方もする。でも彼女のデザインは斬新だ。ターセム・シン監督とは組んで長いから相乗効果みたいなものが映画に出るんだ。ツーカーの感じでね。彼女はごてごてした甲冑をはぎ取り、見たこともないようなレベルにもっていってしまうんだ。普通は怖くてあそこまでしない。息をのむばかりだね。」とベタ褒めだ。
そしてルークは次のように語ってインタビューを締めくくった。
「“インモータルズ”は、思いも寄らない世界が広がるのが売りだと思う。何千年前の話だけど、キャラが立っているから感情移入できるね。本篇には思わず引き込まれるし、様々な急展開が待っている。
神々にしても人物がよく書けているね。めくるめく世界だよ。シン監督の新作だから期待度大だ。伝説の監督と言われるだけに…天才という言葉が安売りされているが、シン監督こそふさわしいね。彼こそまさに天才だ。これを観て“すごい”と思わない人はいないと思うな。」
11月8日に行われたプレミア試写会では、元K-1世界王者・魔裟斗に「俳優さんの鍛えられた肉体に、びっくりしました。自分も感化され、筋トレに力が入りました。」とコメントさせた『インモータルズ -神々の戦い-』。その肉体が繰り出すアクションシーンも大画面で堪能したい。
■『インモータルズ -神々の戦い-』(原題:『IMMORTALS』)
■キャスト
ヘンリー・カヴィル、スティーヴン・ドーフ、ルーク・エヴァンス、
イザベル・ルーカス、 ケラン・ラッツ、ジョセフ・モーガン、
フリーダ・ピント、ジョン・ハート、ミッキー・ローク
11月11日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
(全世界同時公開)
■公式サイト immortals.jp
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)