結婚から72日間でNBAクリス・ハンフリーズ選手(26)と離婚を申請したキム・カーダシアン(31)だが、復縁も視野にハンフリーズ選手に面会したと言われていたものの、それはなく今は「離婚へ一直線」に進んでいると伝えられている。
5日の週末、突然ミネソタ州に飛び、牧師を交えてハンフリーズ選手と話し合いを持ったキム。キムにはまだ離婚について迷いがあると言われ、「復縁もアリか?」と噂されたが、その後これについて否定的な見方が出ている。
内情を良く知る関係者が芸能サイト『TMZ』に伝えたところによると、「もはや復縁はなく、キムは離婚に向け一直線に進んでいる」とのこと。また、ハンフリーズ選手側もミネソタ州で弁護士を立てたことは当サイトでもお伝えした通りである。この弁護士リー・ハットン氏は結婚式の時に「プリナップ(婚前契約)」を手がけ、ハンフリーズ選手の代理人となっている。そのため離婚手続きは比較的簡単に進められると思われ、先月31日の申請日から6か月で成立しそうだという。
一方のキムは、ミネソタから帰った後すぐにアトランタに飛び、黒人社会の問題ばかりを描く人気俳優で固定のファン層を持つタイラー・ペリー(42)が監督する映画『The Marriage Counselor(原題)』の撮影に没頭している。キムは主役の「堅物のマリッジカウンセラー」を演じる女優ジャーニー・スモレット(25)に、アドバイスを与える同僚役「アヴァ」を演じる。一種のカメオ出演とはいえ、セリフもきちんと用意された立派な役柄だ。
しかし、目撃者が『Us Weekly』に語ったところでは、キムは「ただセットで脚本を呼んでいて、全く周囲と打ち解けようとしていません。」「とても静かで、全くスマイルを見せないのです。」とのことだ。また彼女は離婚によって、「全ての人を欺いてしまったような気がして、泣き暮らしています。全世界を敵に回してしまったように思っているようです。」とも。
実際、映画にキムを起用したペリー監督のウェブサイトには、離婚後に「モラルのかけらもないキムを、映画にキャスティングする気なのか?」「キムには演技の経験がないではないか?」などとの批判が殺到した。一方、米NBCの人気TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』では先日早速、キムの離婚を揶揄する風刺スキットを放映。豪華結婚式特番のタイトルをもじって『Kim’s Fairytale Divorce』とし、キムの物真似をしたキャストが「離婚しても悪いことばかりじゃないわ。私はシングルに戻ったし、NBAロックアウト(労使交渉の難航による試合中止)は進行中だしね。」と意味深なセリフで全米のお茶の間を笑わせた。
そんなバッシングの中にあっても、カーダシアン家の結束だけは固いようだ。ママでありマネージャーでもあるクリス・ジェンナー(56)が、映画ロケ現場にキムを訪れ渦中の娘を激励したという。離婚に関して母クリスは、全面的に娘の判断を尊重し「あなたの心に従いなさい」とアドバイスしたと言われている。
今月27日からは、キムがまだハンフリーズ選手と結婚していた短い間に撮影されたリアリティTV『Kourtney and Kim Take New York』が『E!』から予定通り放映される。「全てのフェアリーテールが、ハッピーエンドで終わる訳じゃない」とのキャッチフレーズで、離婚に至るまでの2人の様子を「編集なしのナマ映像で」見せるとのことだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)