挙式からたったの72日で離婚を申請したリアリティTVスターのキム・カーダシアン(31)が、突如破局相手であるNBAクリス・ハンフリーズ選手(26)が雲隠れしているミネソタ州を訪問。「何のために?」と注目を浴びていたが、どうやら牧師を交えて3人で話し合いを持ったことが明らかになった。
キムは先月31日の離婚申請後、すぐにオーストラリア・シドニーでの仕事に向かったものの顔の表情は硬く、早めに旅を切り上げると、さっさとロサンゼルスに戻っていた。その後姿が一時見えなくなり、どこかパパラッチに見つからない場所で「自宅軟禁」をしていると言われていた。
それが一転し5日深夜、ボディーガード1人を引き連れてロサンゼルス国際空港に姿を現わしたキム。そのまま翌早朝5時30分到着の便で、ミネソタ州に向かった。出発直前の彼女をとらえたのが上の写真。愛用のものなのか小脇に大きな枕を抱え、結婚指輪ナシのキムは全身黒の装い。グラマーなヘアもメイクもいつもの笑顔もなく、険しい表情をサングラスで隠して機上の人となったのである。
ミネソタ州セントポールから車で40分ほど南西に位置する小さな町の、湖のほとりにあるハンフリーズ選手の自宅に到着したキムは、8月のカリフォルニア州モンテシートでの豪華結婚式を執り行った牧師、ジョエル・ジョンソン氏を交え、3人でじっくりと4時間にわたって話し合いを持ったという。
芸能サイト『TMZ』によると、話し合いの内容は主に「2人の間にある問題について」。お互いへの愛情を尊重するという点では双方が合意していたものの、2人の関係に沢山の問題があることも双方共認めていたそうだ。
キムの離婚申請にショックを受け、心から復縁を望んでいるとされるハンフリーズ選手は、彼女がロサンゼルスからわざわざやって来てくれたことに対しとても喜んでいて、これで彼女のことを取り戻せると感じていたらしい。
一方、離婚申請についてまだ若干の後悔があると言われるキムの方は、これによって離婚を撤回し「復縁」するのかどうかについて、「宙に浮いた状態」で決めていないとのこと。今のところは話し合いを持ち続けたい、と思っているようである。
今回の話し合い自体が「離婚を滞りなく進めるため」なのか、「和解に向けて一歩進めるため」なのか、どちらの方向性なのかははっきりと分かっていない。『TMZ』では、「キムは離婚の申請をするまでさんざん迷いがあり、今もドアは完全に閉じられていない。今回のミネソタ行きもギリギリに決断し、彼と直接会って話をすることにしたものだ。」と説明している。
話し合いが終わった後なのか、途中なのかは分からないが、ある時点でキムがハンフリーズ選手の自宅のポーチに姿を現し、携帯電話を耳にし感情的に話している様子がパパラッチにとらえられた。母親でマネージャーのクリス・ジェンナー(56)や、コートニー(32)&クロエ(27)という姉妹達に、経過を報告していたのかもしれない。6日の夜、キムはミネソタを後にした。
なお、今回の離婚劇に一切『E!』ネットワークのリアリティTVクルーの同行はなし。キムは来年初めまでは一切TV撮影はしないと宣言しており、いかに「リアリティTVクイーン」の彼女であっても、今回の騒動だけはカメラなしでプライベートを保って行きたいとのことだ。今回の「カーダシアン・ドラマ」も逐一TVで見られると思っていた輩達にとっては、何ともつまらないことであろう。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)