ハリウッドのAリストなコメディ女優、ケイト・ハドソン(32)との実にタナボタっぽいオメデタと婚約。イギリスのバンド「Muse(ミューズ)」のフロントマンであるマシュー・ベラミー(33)にとって、これはハリウッドに人脈を大きく広げるチャンスであり、新たなるセレブ人生の幕開けとも言える。だが彼のバンドメイトがそれを歓迎しているかというと…!?
元夫との間に出来た7歳の息子ライダー君、そしてベラミーとの間に生まれた息子ビンガム君は生後4か月という、現在は育児に忙しいはずのハドソン。そんな彼女がバンド「Muse」にとって実は “目の上のコブ” となっている様子を、米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』が報じている。
彼女はベラミーに付き添い、スタジオにやって来てはお節介を焼く。バンドメイトにとってその様子は、一言で表現して “annoying(ウザイ)” だそう。「ケイトは今の僕達にとってはオノ・ヨーコ。ビートルズが決裂した原因でもある彼女を思わせる存在」と陰口を叩き、イライラしているというのだ。
バンドは現在6枚目のアルバムのレコーディングに入っているが、5枚目である『ザ・レジスタンス』が今年2月、グラミー賞の “最優秀ロック・アルバム賞” に輝いているだけに、プレッシャーは大変なもの。ところが可愛い赤ちゃんに恵まれ、気持ちはすっかりマイホームパパになってしまっているベラミーは「さっさと片付けよう!」、「じゃ今日はこれで終わり、帰ろう!」が口癖だそうだ。
またハドソンは、元夫が「ブラック・クロウズ」のクリス・ロビンソンというだけに、自分は単なる女優ではなく、ミュージック・シーンに精通している人間だと信じており、ベラミーが思いついた歌詞を口ずさむ傍から、いちいち批評してはアドバイスを与えているという。
「マシューの創造意欲はかなり低下し、ケイトに言われるがままになっている」と語り、互いに不満をぶつけあっているというバンドメイト。しかしベラミーは、ハドソンとの結婚でロンドンおよびサンタモニカの北に位置するパシフィック・パリセーズに豪邸を構えたのだ。彼女に頭が上がるまい。
バンドに出来ることはただひとつ。是非ともここでもう1枚グラミーに輝くアルバムを出し、ハドソンに口を挟ませない状況を作るべきである。いや、そうした功績を作ったところでハドソンに「ほらね、私のアドバイスが効いたでしょ?」と言われてしまうだけ!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)