日本の芸能界にオネエタレントの存在が珍しくない昨今。同性愛を特別視する向きはそれほど多くはない。しかし、“女性が女性を愛する”いわゆるレズビアンをカミングアウトし活動する女性有名人を見かける機会は少ない。そんな日本と比べるとやはり米国は進んでいるというべきか。自らレズビアンであることを公表し、仕事もプライベートも充実した人生を送る女性たちがいる。その一人、ロージー・オドネル(49)に、またしても春がやってきたようだ。今月10日には自身がホストを務める新トーク番組『The Rosie Show』がスタートし、私生活も絶好調という彼女にはなんと新しい「ガールフレンド」ができたという。そう、彼女も全米で知らぬ人はいないであろう有名なレズビアン。そんなロージーが、米『People』誌のインタビューに答えた。
アメリカのトーク番組は本当に面白い。特に人気なのは『The Ellen DeGeneres Show』であるが、この番組のホストもまたロージーと同じくレズビアンで、コメディエンヌとしても知られるエレン・デジェネレス(53)である。エレンは過去にバイセクシャル女優アン・ヘッシュ(42)と交際していたことで有名だが、その後は同じく女優のポーシャ・デ・ロッシ(38)と交際し2008年には同性婚をした。
一方のロージー・オドネルも2004年にレズビアンの恋人と結婚したが、3年後には破局。その後新たな恋人ができたもののまたしても破局したが、家族ぐるみでの付き合いは未だにあるという。そして今回、また「大好き!」と夢中になれる相手にめぐり会えたらしい。彼女が『People』誌に語った内容によると、彼女が新しい恋人ミッシェル・ラウンズさんに出会った当時、まさか2人の間に恋が芽生えるとは夢にも思わなかったそうだ。
「これまで会ったことのあるレズビアン女性たちとは、全然違ったんだもん。」と言う彼女は、新しいロマンスはとても楽しくエキサイティングだとも語っている。
また、現在更年期障害のまっただ中というロージーは火照りの症状にかなり悩まされているそうだが、専門家の先生には「火照るのは、あなたが恋をしているせいもあるわね。」と言われてしまったのだそうだ。しかし現在はホルモン療法の効果もあり症状は劇的に回復しているという。「花びらがハラハラ落ちる枯れかけのバラだったのに、いきなりまた開花しちゃった。そんな感じね。」恋の花が咲き、体調も上向き。この調子なら新しいトーク番組もかなり期待できそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)