女優リンジー・ローハン（25）の実父マイケル・ローハン（51）がDV容疑で逮捕されたばかりだが、元恋人ケイト・メジャーさんに「近づいてはならない」とする接近禁止命令を破ったマイケルに対して判事の怒りがついに爆発したもようだ。

「元」恋人となったケイト・メジャーさんとマイケル・ローハンが婚約したのは昨年春のこと。まさかの電撃再婚が実現するかとメディアも注目していたが、大方の予想通りその後2人は破局した。しかしその関係はどうにも断ち切れず、全米メディアは2人の関係を『on and off relationship（くっついたり離れたりの関係）』と称し、半ば呆れ気味に報道してきた。そのあともスッタモンダは続き、ついには「ケイトさんに近づかないように」と接近禁止命令が下っていたが、マイケルはそれを無視。結果今回のDV事件が勃発し、警察や裁判所サイドも怒り心頭状態にあるという。

今回のDV事件を受けて行われた審問に登場したウォルター・ハインリヒ判事は、ルールを無視したマイケルに対しよほど気分を害しているとみられ、

「この男、（接近禁止令に書かれている）文字は読めるのかね？」

などと語り嫌味節を炸裂した。さらに「（メジャーさんのことを）夢見て私の命令を破ろうものなら、君は刑務所行きだ！」と明言し、マイケルに対して強烈な批判を展開した。

ちなみに「お相手」ケイトさんは実はアメリカでは結構有名なセレブ専門のジャーナリストであるが、取材相手であった子持ち男性と関係を持ちおおいに批判を受けた。マイケルとの婚約に際し受け取った批判メールに対しては、

「私達の関係は素晴らしいもの。私の愛情深い婚約者に対して何か言いたいなら、マイケル本人に電話してよ！」

などと反発し話題になった。その翌年、まさか「口での奉仕」を拒否したばかりにDVを受けることになろうとは、本人は思ってもみなかったはず。しかし、この2人の関係が今回こそ100％断ち切れるかについては、いささか疑問である。娘のリンジー・ローハンは、父マイケルとケイトさんの婚約に際し雑誌インタビューで「う、吐きそう。」などと嫌悪感を示したが、このセレブ一家ほど問題の多い家庭もそうはなかろう。

マイケルが大人しくなるのは、いつのことだろうか。この人の行き着く先はリハビリ施設か刑務所という意見が大半を占める昨今である。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）