保護観察処分が取り消しとなり、11月2日に予定されている次回公聴会では「ついに刑務所行きが言い渡されるのでは…」などと報道されている女優リンジー・ローハン(25)が、早速自身に課せられている奉仕活動に遅刻してしまった。
保護観察処分が取り消しとなり、手錠をかけられた姿でリンジーが法廷を後にしたのは19日のこと。多額の保釈金を支払い帰宅は許可されたが、「課された時間以上に働いてみせる!」などと意欲を見せていた死体安置所での奉仕活動に早速遅刻し、帰宅を余儀なくされてしまった。
彼女が奉仕活動を始めることになっていたのは木曜の午前。予定されていた時間から数十分が経過した頃ようやくポルシェに乗ったリンジーが登場したが、遅刻を理由に奉仕活動をすることは拒否されてしまった。この件についてリンジーの広報担当者は「リンジーは約20分遅刻しましたが、明日には活動を行います。」と発表し、さらに遅刻の理由として「どの入り口を通ればいいか分からなかったこと、またリンジーの到着を待ち構える報道陣のせいで混乱したことが原因です。」などと述べているが、これを受け次席検視官のエド・ウィンター氏は報道陣に対し「リンジー側が(入り口が)分からなかったはずはない。」と反論し、その理由として以前にもリンジーが検視局を訪問していることを挙げた。また検視局側は混乱を避けるため細かな入局方法まで伝えてあったといい、リンジー側の言い訳はあえなく「嘘っぱち」とバレてしまった。
そうと知ってか知らずかリンジーは、
「今日は検視局の皆さんを混乱させてゴメンナサイ。もうあんなことは起こらないわ、だってどこに行けばいいか分かったもの!」
と陽気にツイート。遅刻の理由が何であれ、今度こそは奉仕活動に精を出し、やる気を見せてもらいたい。
ちなみにファンの皆さんはどうかご安心を。リンジーの今回の遅刻は特に問題とはみなされないハズである。というのもリンジーに課せられているのは、とりあえず「次回の公聴会までに16時間は死体安置所で働く」ということ。まだまだ時間的な余裕はある。だが一連の否定的な報道により、すでに怒り心頭に発しているステファニー・ソートナー判事は気分を害しているに違いない。崖っぷちに立たされたリンジーだが、今こそ頑張りどき。立派に義務を果たし、一日も早くスクリーンにカムバックしていただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)