女優リンジー・ローハン（25）が、またしても窮地に追い込まれた。今年起こした窃盗事件で有罪を認めた彼女は保護観察期間のルールを破りまくり、おおいに判事らのヒンシュクを買っている。また課せられた480時間の地域奉仕活動（コミュニティ・サービス）のうち、7月の時点で終了していたのはわずか33時間のみというお粗末ぶり。そんな彼女はロスにあるDowntown Women’s Centerで活動を行っていたが、その施設での仕事も予想通りクビになってしまった。

カリフォルニア州ロサンジェルスに位置するDowntown Women’s Centerは、困窮する女性たちを救出する目的で1978年に設立された非営利団体である。毎年2000人以上のホームレス女性らに手を差し伸べるこの立派な団体で、リンジー・ローハンもまた有意義なコミュニティ・サービスを行う予定になっていた。

だが芸能情報サイト『TMZ』の報道によると、彼女は予定に組まれていた9回の訪問をサボった上、やって来ても1時間で「じゃ！」と帰ってしまうという有様であったという。課されていた480時間のコミュニティ・サービスのうち360時間はこの団体で行うことに決定していたリンジーだが、このやる気の無さに呆れられたのか、2週間前にはついにクビが言い渡されてしまった。

今は新たにアメリカ赤十字社でコミュニティ・サービスを行っているというリンジーは、芸能サイト『Gossip Cop』に対し「すっごく楽しんでるわ。」とコメントしている。

「すっごく楽しんでいる。」のは素晴らしいことであるが、とにかく目の前にある課題を手際よく終わらせて、一日も早く第一線に復帰してほしいものである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）