色あせない魅力と若々しさが素敵な女優ジェニファー・アニストンもすでに42歳。そんな彼女がとても実年齢に見えないのは、その欠点の無いプロポーションのおかげと言っても過言ではあるまい。彼女のナイスバディーの秘訣は一体何なのであろうか。
俳優ジャスティン・セロー(40)との交際が順調と言われるジェニファー・アニストンは、キャリア面でも絶好調。公私ともに多忙な彼女だが、意外にもアウトドア派としての一面があり、ハイキングなどでリフレッシュすることに大きな喜びを見出しているという。もちろんプロポーションを維持するためにワークアウトも欠かさないというジェニファーは、以前自身がプロデュースした香水の発表のため訪れたロンドンで『Daily Mirror』紙の取材に次のように述べている。
「(プロポーションの維持は)簡単なことよ。走って、毎日欠かさずワークアウトするの。毎日たくさん走っているわ。運動は本当に大事だもの。」
また運動だけでは効果はあまりないという彼女は、バランスの重要さを指摘した。
「結局のところバランスよ。仕事、運動、食事。バランスね。」
このどこが簡単なことなのかと天を仰いで絶叫した記者であるが、多くの女性は「ジェンのようになりたい。」と呟きながら焼き芋を食べたりする生き物。日に日に重くなる体が欲するスイーツの誘惑に負ける毎日なのである。
ジェニファーは日々のワークアウトにヨガなども取り入れているというが、このようなプログラムをプロの手ほどき無しで日々こなすのは至難の業であろう。ちなみに以前無謀なダイエットに挑戦した記者は「顔だけが梅干のように痩せて体がたるむ」という最悪な結果に引き続き、大幅にリバウンドするという悲劇に見舞われた。このような失敗をしないためにはより効果的な方法を取り入れるのも手であろう。
そこでテレビでも見かけた「レーザースタイリング」という痩身方法について、書籍「脂肪吸引は恐いあなたに 安全に、美しく、部分痩身できる レーザースタイリング」の著者で、加藤クリニック麻布の院長・加藤一実先生にお話をうかがうことにした。
―先生、ズバリお聞きします。「レーザースタイリング」って何ですか?
加藤先生「レーザースタイリングとは、皮下脂肪を直接レーザーによって融解し排出することで痩身を行う治療です。運動や食事制限といったダイエットなどと違い、脂肪細胞の数自体を大幅に減らせることができますので、確実に効果が得られるのですよ。」
―えっ? ダイエットって脂肪細胞が減るわけではないのですか…。
加藤先生「そうですね。いわゆるダイエットは、脂肪に対しては細胞を小さくするだけなのです。もちろんダイエットを最適なレベルで行えば健康面においてプラスになりますが、継続的に注意を払っていかないとリバウンドする可能性が高いのはそのためです。また希望の箇所だけを細くする部分痩身は難しいですね。その点、レーザースタイリングなら、ご希望の箇所を痩せさせることができますよ。」
―なるほど…。でもそれだけ効果がある方法ですと、体へのダメージが心配ですが…。
加藤先生「レーザースタイリングは、比較的、体に負担の少ない方法とされています。治療後は皆様電車でお帰りになられていますし、翌日からお仕事をなさっている方がほとんどです。」
記者が以前、自己流ダイエットでリバウンドするという悲劇に見舞われたことは前述の通り。細胞の数を減らすわけではなく、小さくするだけなので、リバウンドしやすいという加藤先生のお話には目からうろこの気分だ。またリバウンドした自分にも言い訳できよう。
恋に仕事に絶好調のジェニファーにあやかって、この秋、冬に脂肪を蓄積することのないよう頑張りたい。そう思う読者の方も多いのではないだろうか。ただ、ジェニファーの実践しているプロポーション維持法は、一般人にとっては至難の業のようだ。
■レーザースタイリング http://www.laserstyling.jp/
■加藤クリニック麻布 http://www.katoclinic.jp/
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)