イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】チャズ・ボノ、人気ダンス番組を敗退するも「人生が変わる経験になったよ。やって良かった。」とご満悦。

歌姫シェール(65)の最愛の一人「息子」チャズ・ボノ(42)が、出演していた米人気ダンスコンテスト番組『Dancing with the Stars』から惜しくも敗退した。最善を尽くしたチャズの演技を酷評した審査員に対し母シェールは怒りを爆発させているが、チャズ本人は「出演して良かった!」と満足感一杯のご様子。チャズの演技を固唾を呑んで見守り続けた全米のファンは、チャズの潔さに感銘を受けている。

審査員が「チャズ・ボノとペンギン」を比較するなどしてチャズ・ボノの演技を批判したのは、米人気ダンスコンテスト番組『Dancing with the Stars』である。そのコメントには歌手で実母のシェールも怒りを露にし、惜しくも敗退したチャズとダンスパートナーを務めたレイシー・シュワイマー(23)もまた「失礼なコメント!」と反発してみせた。が、火曜日にコンテストから敗退することとなったこのペアは、すでに心晴れやかといった様子。バックステージで待ち受けるリポーターに対し、チャズは番組に出演した感想を次のように述べた。

「昨日の夜は、ものすごく腹が立っていたんだ。でも今日は気分もスッキリさ。腹立たしい気分で番組を去るわけじゃない。番組で一緒に頑張ったレイシーやその他の皆さんに、感謝しているね。素晴らしくて、僕の人生が変わるような経験になったよ。この番組に出演できたことを、すごく嬉しく思ってる。」

チャズの出演については保守的な視聴者から多くの批判が続出し、チャズと『Dancing with the Stars』に対する痛烈な批判コメントを集めたサイトが登場するなど、もはや社会問題となりつつあった。そのような中、批判や中傷にも負けず、母や恋人、友人らの熱いエールを背に精一杯の演技をしたチャズは、多くの視聴者を感動させた。チャズの見せた「潔さ」、「感謝の心」そして批判や心無い中傷に動じない「強さ」と「たくましさ」は、性を超えて人々の心に響いたはずである。

「チャズが(番組に)残れたら良かったのに。でも彼はこれまでダンスなんてしたこともなかったんだもの。(チャズのような)素晴らしい男にとっては素晴らしい夢のような体験だったわね。」

と母シェールもツイートしている。

彼の勇気ある番組出演は、性の境界に悩む多くの人々をおおいに勇気付けたことだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)