夫アシュトン・カッチャー（33）の浮気報道で渦中の人となっている女優デミ・ムーア（48）が、待ち構えていたパパラッチに暴言を浴びせ、カメラマンに掴みかからんばかりの勢いで怒っていたことが報じられた。

28日午前、ウェストハリウッドのネイルサロンから出て来たデミ。どうやらそこでしつこいパパラッチと遭遇したらしい。ゴシップサイト『X17 Online』によると、デミはカメラマン達に居合わせた人々も驚くほどのものすごい暴言を浴びせかけ、彼らを押しのけてその場を通り去り、待たせておいた運転手付きの車に乗って帰って行ったそうだ。

同サイトに掲載された写真は、その際に撮られたと思われるもの。顔の半分が隠れる大きなサングラスをかけたデミが、両手を空手チョップのように体の前に構え、口元を歪めながらカメラマン達を押しのけている瞬間がとらえられている。

そのカメラマンは「デミはクレージーなまでに怒っていました。私は歩道で彼女の写真を数枚撮ろうとしていたのですが、彼女はそれを嫌がったのです。彼女は私に掴みかかって、カメラを投げ捨てようとまでしました。明らかにスポットライトを浴びるのを避けているようでした。」と『X17』に語っている。

しかし別のゴシップサイト『Gossip Cop』は、『X17』のリポートしていることは事実ではないと主張する。それによると、くだんのカメラマンはただ歩道にてデミの写真を撮ろうとしていたのではなく、彼女の目の前にジャンプして現れて立ちはだかり、体とカメラを彼女に押し付けて動けないようにしていたという。そればかりか、デミが運転手の待つ車に乗り込もうとするのを妨害したらしい。

芸能サイト『E！』がデミの代理人に問い合わせると、『Gossip Cop』の記事を読むように促されたそうだ。

連日のように夫アシュトンとの離婚騒動を書き立てられ、相当のストレスがかかっているであろうデミだが、アグレッシブなパパラッチに遭遇し思わずカッとなってしまったに違いない。デミでなくとも、ネイルサロンから帰宅途中の女性は、キレイに仕上がった爪が傷つかないか神経質になっているもの。そんな時に悪質な進路妨害をしてまで、タダでさえ傷つきやすくなっているデミの写真を撮ろうとしたパパラッチも、常軌を逸していたようだ。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）