喉の「肉芽腫」に苦しんでいたシンガーソングライターのジョン・メイヤー(34)が、手術を受けたことを明らかにした。
20日、ジョンは自身のブログサイトに、ファンへの次のようなメッセージを投稿した。「僕の声帯のちょうど真上に出来た肉芽腫について、アップデートがある。今日午後、それを除去するための手術を受けたよ。今後1か月以上、声帯を休める必要がある。」
ジョンはできるだけ喉を休める時間を取り、手術を受けずに済む方針でいたというが、2週間休養しても症状には何の変化も見られなかったことから手術に踏み切ったようだ。彼は先月、この喉の不調のため、ロサンゼルスでのトニー・ベネットとの共演パフォーマンスや、ラスベガスでのiHeartRadio音楽祭出演も、全てキャンセルを強いられていた。
「フラストレーションを溜めるべきなんだろうけど、美しいことを考えずにはいられないんだ。それは僕が愛している音楽を、こんなにも奏でたいと思うようになるとは、決して思わなかったということ。」ジョンはこう明かしている。
新アルバム『Born and Raised』は、ボーカルが録音できないため、今冬にも予定されていた発売を来年に延期せざるを得なくなってしまったジョン。しかし、今は再度歌える日を夢見ているという。「夜は家で、ギターのパートをレコードから拾うように弾いて、ビッグステージでプレイする日を夢見ている。今と18歳の時のただ一つの違いは、僕は今、この美しく意味あるレコードに歌を吹き込める日を待っていることだ。」
そこでジョンは、ただ回復を待つだけではなく、旅に出ることにしたようだ。「また歌えるようになる日まで旅に出るよ。全米を旅して回る。いろいろ見て聞いてみたい。」どこを回るのかは明らかにされていないものの、旅の安全とジョンの喉の早い回復をお祈りしたい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)