「出る杭は打たれる」、これはハリウッドでも言えること。連日のように雑誌の表紙を飾ると、どのような人気セレブでも、やはり “ウザい” と言われてしまうのだ。それを調べることが昔から妙に好きなアメリカ人、このほど総合情報誌『Parade』が最新の “The Most Annoying Celebrity” を調べたところ…。

この調査は同誌が『Yahoo！OMG』というサイトと協力して、最近特にウザいと感じるハリウッド・セレブについて一般人に投票してもらったもの。同誌電子版は今、そのワースト6までを発表している。いや、6位のブラッド・ウォマックが1％であるため、米国市民の嫌悪感はこの6人に集中したということになろうか。

1位　キム・カーダシアン　29％
大き過ぎるダイヤの婚約指輪に、世の女性たちは唖然。金がうなるセレブ・カップルのド派手な結婚だけに、連日メディアが追いかけ回して報道したため、人々は挙式の前にすでにうんざり。

2位　チャーリー・シーン　27％
ハイになりました。とことん飲みました。めちゃくちゃヤリました。暴れまくりました。 “イイ加減大人になったら？” の声が続出。

3位　Snooki　21％
イタリア系アメリカンの若い男女がともに暮らす様子にスポットを当てた、MTVの超人気リアリティ番組『Jersey Shore』。その中で、おバカで男好きのキャラクターでとにかく目立っているのがニコール “Snooki”。小柄ながら肉感的で濃厚メイク、これがクドくてたまらない。

4位　リンジー・ローハン　16％
出廷シーン、パーティでアルコールを飲んだ、飲まない。仕事が来なくて保釈金の返済にも困っている…毎回同じニュース内容で新鮮味ゼロ。

5位　ドナルド・トランプ　5％
オバマ大統領の出生地をハワイではなくケニアだと疑い、それがハワイだと証明されると、今度は大学の成績証明書を示せと。NYマンハッタンに「トランプ・タワー」を所有し、ミス・ユニバース開催に出資する男であるが、妙な所で器が小さい。来年の大統領選には共和党の支持を得て出馬する気マンマンで、時々ピントがずれるが発言内容はウザくなるばかり。

6位　ブラッド・ウォマック　1％
交際相手を選ぶABCの人気リアリティ番組、『The Bachelor』に出演したイケメン・マッチョな実業家。女性たちをさんざん夢中にさせてはジラし、しかしファイナリストにも「妥協出来ない」という呆れた結末に “ざけんなよ” の声も。

イケメン・マッチョや富豪であろうと、また美貌と超ダイナマイト・ボディの持ち主であろうと、嫌われる時は嫌われる。何でも主張する国民性とは言え、やはり米国でもセレブは「メディア露出と発言はほどほどに」、が肝心なようである。

参考：http://www.parade.com/celebrity/slideshows/news/pop-culture-poll-results-2011.html
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）