イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】「母としての本能に従う」。元祖ビバヒル女優トリ・スペリングが、育児と家庭生活をおおいに語る。

元祖ビバリーヒルズ青春白書のドナ・マーチン役で知られるトリ・スペリングもすでに38歳。2人目の夫である俳優ディーン・マクダーモット(44)との間にリーアム君(4)、ステラちゃん(3)という可愛い子供が産まれているが、第三子の出産も来月に控えているという。そんな彼女が、母としての日常をおおいに語った。

このたび『Parenting』誌10月号のインタビューに応じたトリ・スペリングは、仕事を持つ母としての苦悩を次のように述べた。

「一日中家にいて子供達のママでいてあげたい気持ちと闘うことがあるの。でも実際には仕事でしょ。罪悪感があるわ。」

そんな心優しいトリは、夫ディーンが前妻との間にもうけた息子のこともおおいに気にかけている。実はトリとディーンの関係はもとはと言えば不倫関係。撮影現場で出会ったという2人は当時それぞれ別の相手と婚姻関係にあったが、出会ったその日には深い関係になったという。その後トリは夫と別居し、ディーンもまたTV司会者のメリー・ジョー・ユーステスとの離婚を申請した。

「メリー、俺は君の元を去ることになるが、子供達を捨てるわけじゃない。」と言ったとされるディーンだけに、ユーステスとの間にもうけた息子ジャック(12)のことは今もとても愛しているらしい。ユーステスとはジャックの親権を共有するディーンだが、2005年に養女として迎えた娘ローラちゃんの親権は求めなかったと言われている。

複雑な背景はあるもののジャックを大事に想うトリは、次のように語った。

「ジャックとの関係は良好よ。ジャックのお母さんの地位を奪うつもりはないってこと、また彼のママになるつもりもないってことを、ジャックに理解してもらうのが一番大事ね。それを私も学んだわ。」

不幸にも不倫として始まったディーンとの関係ではあるが、大人として最大限のケアとサポートを怠らない点では賢明である。

「他のママ達が何をするか気になって仕方ない時期があったわ。でもね、自分の母としての本能に耳を傾ける。それがもっとも正しいことだと分かったの。」

今トリは母として、また家庭人としての役割に、大きな意義を見出しているようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)