世紀のスーパーアイドル、ジャスティン・ビーバー(17)との恋愛がメディアの予想以上に順調に続いているのが歌姫セレーナ・ゴメス(19)である。最近「ますます美しくなった!」と評判の彼女がステージに立つとファンたちもたちまち魅了されるというが、このたびステージで手を上げた姿には、ファンらも思わず口をあんぐり。なぜなら、その白く華奢な手首にはある人の名がはっきりと刻まれていたのだ。
キャリアも恋も絶好調のセレーナに熱い声援を送り続けるファンは多い。だが今回ラスベガスでショーを行ったセレーナの姿には思わず「え?」と眉をひそめたファンが少なくないようだ。それもこれも、セレーナが客席に向けて手を上げるごとに、その白い手首の内側にくっきりと「Justin」という字が見えたためである。これを見たセレーナの熱狂的なファンたちは、「これって、まさかタトゥー?」と驚きと困惑を隠しきれずにいる。「Justin」という文字の下には可愛らしいハートもついているが、これが実際にタトゥーなのか手書きの「タトゥーもどき」なのかは明らかになっていない。
セレーナと親しい歌手のテイラー・スウィフト(21)も手書きのタトゥーでメディアの度肝を抜いたことがあるため、この「Justin」という文字も「手書きだよね?」とファンは半信半疑のようであるが、すでにメディアは「セレーナがタトゥーを入れた!」と大きく騒ぎ立てている状態で、セレーナのタトゥーを「可愛いと思うか、くだらないと思うか」を投票できる意地悪なサイトまで登場している。
ジャスティンとセレーナは共にまだティーン。恋愛も今が一番楽しい時期ではあろうが、悲しいかな多くのロマンスは数年で消え失せる運命にあるのだ。だがタトゥーはロマンスの消滅と同時に消えてくれるわけではない。それを懸念するファンがアメリカで続出しており、寛容なようでいて実は案外保守的なアメリカの精神を浮き彫りにする形となっている。
ごく小さなタトゥーでも消すとなれば数万円はかかると聞くが、その費用と苦痛を考えると心が痛む。今回の「タトゥー」がペンを用いてのイタズラ書きなら良い。そう思う記者は時代遅れであろうか?
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)