28歳という若さで俳優ヒース・レジャーが急逝してから3年以上の月日が経過した。一時期ヒースと結婚の約束までしていた女優のミシェル・ウィリアムズ(31)は、彼の死後人生観がすっかり変わってしまったという。『Vogue』誌10月号の表紙を飾ったミシェルは、ヒースの死亡当時の様子を同誌に語った。
人気絶頂にあった俳優ヒース・レジャーの急性薬物中毒による突然の死…。この衝撃的な出来事から、早いもので3年以上の月日が経過した。当時その訃報を受け悲嘆にくれたという女優ミシェル・ウィリアムズは、当時の様子を次のように述べている。
「本当に長い間、人の顔を触らずにはいられない時期が続いたの。『ああ、あなたはちゃんと動いている。ここにちゃんといるのね。』ってね。全てが本当にはかないものに思えてしかたなかったわ。だから全てにしがみついていたかったの。」
ミシェルとヒースは婚約までしながらも2007年には破局。ヒースとの間に誕生した娘マチルダちゃんは、来月には6歳の誕生日を迎える。娘の父であるヒースの死去により、このマチルダちゃんとの生活も大変な混乱状態に陥ったというミシェルは、当時を振り返り「(ヒースが亡くなった)3年前、私達2人にはもう何も残されていないような気がしていたの。でも今、私の人生…いえ、私達の人生は、ようやく修復されたって感じだわ。」と語っている。2人の破局後、ヒースにはメアリー・ケイト・オルセンをはじめとする複数の女性との交際が報じられたが、一人娘を産んでくれた女性ミシェルは最後の最後まで彼にとって特別な存在だったろう。そしてミシェルのヒースに対する想いは、今なお強いようだ。
現在ミシェルは新作映画『Oz: The Great and Powerful(原題)』の撮影中という。憂いと美が混在する不思議な魅力とカリスマ性。紆余曲折を経たミシェルには、さらに強さが加わったようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)