人気ドラマシリーズ『ゴシップガール』のネイト・アーチボルド役で人気俳優となったのが、チェイス・クロフォード（26）である。そのクールな風貌と確かな演技力で多くの女性ファンに愛されているチェイスであるが、昨年6月には自身が育ったテキサス州プラーノで警察に逮捕されるという衝撃的な事件が発生。車内にいたチェイスがマリファナを所持していたための、現行犯逮捕であった。

マリファナ所持によるチェイスの突然の逮捕劇に、ファンはもちろんこと世界中のメディアが騒然となったことは言うまでもない。ヘタをすれば6か月間は刑務所で過ごすはめになるところであったが、「1年間はいかなる軽微なトラブルも回避しコミュニティーサービスを行うという条件さえ守れば免訴する」という裁判所からの申し出に応じ、その約束をしっかりと守ったそうだ。

そのチェイスに課せられていたのは80時間に及ぶコミュニティーサービス。テキサス州にある病院や教会で作業を行ったというが、このようなコミュニティーサービスを行ったことのあるセレブは意外に多い。どのような奉仕を行わされるのかは人によってまちまちであり、トイレ掃除をさせられる人もいれば、がん患者との談話に応じるといったものまであるそうだ。ちなみに以前メイドに暴力をふるうという暴挙に出たモデルのナオミ・キャンベル（41）は、ニューヨークの汚物処理施設の床と廊下、さらにはトイレの掃除をさせられるといったかなり屈辱的なコミュニティーサービスを経験している。しかもその日数は5日間。彼女にとっては地獄のように長い日々に思えたことだろう。

チェイスは現在撮影中の映画『What to Expect When You’re Expecting（原題）』にも出演しており、キャリアの面ではまったく申し分ないという状況。「晴れて刑務所行きを逃れたお祝いにマリファナを一服…」などということのないように、今後もどうかまじめに生きていってほしいものだ。
（TechinsightJapan編集部 ケイ小原）