イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】あのキャメロン・ディアスも抱える“ワキ汗”問題。イメージダウンが避けられず。

(クンクン…。やっぱり臭うわぁ~。)

金髪の美しい髪に、真夏の空のごとく真っ青な瞳。さらにスレンダーな体と長い手足にまで恵まれた完璧なハリウッド女優といえば、キャメロン・ディアス(39)である。年齢を全く感じさせない愛くるしい笑顔が自慢のキャメロンはハリウッド映画界でも引っ張りだこであるが、実は日本人にはあまり知られていない、ある「問題」を抱えている。

2年前のMTV Movie Awardsで大きな話題になったのは、出席者の一人であったキャメロンの美しさだけではない。汗かきで有名なキャメロンの服にはこの日も汗染みがベッタリで、腕を下げていても見えるほど黒々と広がったワキ汗は全米の多くのファンを幻滅させてしまった。2009年には主演映画『私の中のあなた』が世界中で大ヒット。その共演者らと共にTeen Choice Awardsという大きな式に出席したキャメロンだったが、半袖からしたたり落ちそうなワキ汗がカメラマンにキャッチされ、「これにはゲンナリ…」というファンがまたしても続出してしまったのだ。

出る場所出る場所で汗染み写真を撮られているキャメロンであるが、出る汗は止めようもないのだろうか、常にワキばかりが嘲笑される始末である。インターネット上では「臭そうなセレブ」などという悪趣味なサイトが多く立ち上がっているが、必ずと言って良いほどキャメロンがランクインするのは、このワキ汗によるイメージダウンのせいと言っても過言ではないだろう。

だが実際問題として汗をかけばそのぶん臭うことは避けられず、彼女本人も「私、臭いのよ。」と公言してはばからない。彼女は自ら「何日も服を着替えないことが多いの。」とも告白しているが、不潔と多汗症のダブルパンチとくれば、臭うのは無理もないことだろう。2010年春頃から交際していたプロ野球選手アレックス・ロドリゲス(36)と残念ながら破局したばかりのキャメロンだが、「汗と臭いが原因で破局するのでは?」などと邪推するファンも少なくなかった。

アメリカでもワキの汗から「うわっ!」と目を背ける人は多いのだが、日本でも昨今ますますワキの汗染みを気にする傾向にあるようだ。日米問わず悩みの種となってしまうワキの多汗や臭い。これらを改善する方法はないのだろうか。そこで編集部で調べてみたところ、「ミラドライ」という方法があるという。これは皮膚を切開することなく、マイクロウエーブ照射により解消する“世界初”の技術だそうだ。治療時間は約1時間、しかも1回の照射だけで半永久的な効果があるという…。

そんなオイシイ話があるのか、この「ミラドライ」治療を行っている加藤クリニック麻布の加藤一実先生を直撃してみた。

―先生、この「ミラドライ」では、どうやってワキ汗や臭いを改善するんですか?

加藤先生「ミラドライは、汗を作っているエクリン汗腺とアポクリン汗腺をターゲットにして、マイクロウエーブを照射して破壊します。照射直後からワキの臭い、汗が大幅に減少している、または止まっているのが実感できますよ。」

―汗腺を破壊するというのは、効果が高そうですね。よく聞く、外科的な手術とはどう違いますか?

加藤先生「皮膚切開による外科的手術は、しっかりと治療が行えれば高い効果が望めますが、傷跡が残る可能性がありますね。また、術後のダメージもありますが、ミラドライでは傷跡も残りませんし、外科的手術に比べればダメージも断然軽いです。」

―そんなに良い治療法ならば、これまでどうして知られなかったのでしょうか。

加藤先生「それはですね、治験用の機器から改良が重ねられ、2010年に一般治療用としての正式機器であるミラドライを導入したのは、当院が世界初なんです。マイクロウエーブは、腫瘍、心臓、泌尿器の治療といった医療分野で使用されており、その治療を応用し、ワキの汗腺破壊を目的として生まれた安全性と効果が高い治療法です。これから一般的にも認知されていくのではないでしょうか。」

なるほど。“皮膚を切る”というのがネックになって今まで治療を受けられなかった人には、検討してみる価値がありそうだ。

引く手あまたな人気女優キャメロンであるが、ワキ汗女優というイメージを一新すればさらに清楚で清らかな役柄もオファーされるようになるかもしれない。そしてその方がラブシーンでも相手役からも喜ばれると思うのだが、いかがだろうか。

■ミラドライ http://www.miradry-wakiga.jp/
■加藤クリニック麻布 http://www.katoclinic.jp/
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)