米NBCのエンタメ情報番組『Extra』のホストで、TVパーソナリティ兼女優のマリア・メノウノス(33)が、自らの卵子を冷凍保存する決心をしたことをトークショーのインタビューで語り、その場で両親に「公開報告」した。将来子供を産みたくなった時に備えて「保険」にしたいという考えだ。
マリアは男性プレゼンターのマリオ・ロペスと共に『Extra』をホストし、エンタメの最新情報を毎日伝える女性アンカー。ギリシャ系アメリカ人で、ティーン時代にはミスコンで軒並みタイトルをゲット、映画やドラマなどでも女優として活躍していた美貌の持ち主だ。
マリアは22日に放映された新しい昼トーク番組『Dr. Drew’s Lifechangers』の中で、セレブの依存症治療の専門家で、番組ホストの内科医ドリュー・ピンスキー氏(53)に「私は今33歳。あと数年はやってみたい仕事があることは分かっているし、その後子供を作りたいと思って、恋人とも相談し卵子を凍結することにしたの。ある種の保険みたいなもの。ある意味、今よりも年をとった時に自分を守るためにね。」と告白した。
番組ではマリアが交際13年になる映画プロデューサーの恋人、ケヴィン・ウンダーガロさんと共に、不妊治療の産婦人科医を訪問するところもVTR取材。何度も躊躇し、「私、何故こんなことやってるのかしら?」と自問自答しながら産婦人科医のドアを叩いたマリアは、担当の女医に「私達、いずれは子供が欲しいけど今は長年の夢だった仕事に忙しい。で、“その時”が来たら38歳になってるかもしれないと思って。」と思いを告げた。
すると女医は「良い受精卵、卵子のためには、35歳以下の時に保存しておくのがチャンスを増やすために一番です。」と説明。マリアは卵子採取の前段階である、子宮と卵巣の検査を受けるため、恋人に手を握られながら診察台にのぼるのだった。
トークショーではそこで、司会のDr.ドリューがマリアの両親をステージに上げ、直接、娘の決断を聞いてもらった。「私、卵子を冷凍します。いずれは彼と子供を作りたいの。でも現実的には、あと数年は妊娠はしないわ。だから卵子を保存して、将来問題がないようにしたいの。」
孫の顔を早く見たい、と日頃からマリアに話している両親は驚きながらも、娘の決断を受け入れていたようだ。先日も、以前プレイボーイマンションに住んでいたモデルのブリジット・マーカート(37)が、将来に備えて卵子を保存していたことを告白したばかりだが、また30代の美女が同じように、卵子凍結を宣言した。キャリアを取るか、出産を取るか、難しい選択を迫られている女性達の、一種の「保険」として、「卵子凍結保存」を選ぶ女性はこれからも増えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)