映画『トランスフォーマー』シリーズから干されたことなどで、最近は女優としてのキャリアが低迷気味のミーガン・フォックス(25)が、「いずれは子供が欲しいけれど、銀行にお金がもっと貯まってからね。」と語った。自身のキャリア低迷を知りながらの自虐的発言か? はたまた、とんでもない額の貯金を目指しているのか?
出世作の映画『トランスフォーマー』3作目からは、マイケル・ベイ監督(46)を「ヒトラーみたい」とけなしたことで、製作総指揮を務めていた巨匠スティーブン・スピルバーグ氏(64)の逆鱗に触れ、ヒロイン役を降ろされてしまったが、その後キャリアがやや下降気味のミーガン。最近では、主演のホラー映画『ジェニファーズ・ボディ』(09年)、主要キャストの一人だった西部劇映画『ジョナ・ヘックス』(10年)共に、興行成績はあまりふるわずに終わっていた。
ミーガンは近頃、ちょっと体型が「ぽっちゃり」気味になってきたこともハリウッドで話題になっているが、そんな中で彼女が出演したインディペンデント・コメディ映画の『Friends with Kids(原題)』のプレミアがトロント国際映画祭で開かれ、『The Hollywood Reporter』誌のインタビューに応じた。
女優としての仕事の状況については、「キャリアはアップダウンするものよ。皆がヒットを生み出す訳ではないわ。」と現在の自分が置かれている状況を、少なからず把握しているかのようなコメントである。
今後やってみたいことには「是非、生物学的な子供をもうけたい。」とのこと。昨年ハワイで極秘挙式した夫の俳優ブライアン・オースティン・グリーン(38)には、彼が前の恋人との間にもうけた息子、カシウス君(9)がおり、すでに「継母」を体験しているミーガンだが、今後は自ら母親になって子供を産んでみたいというのだ。
「ずうっと子供が欲しいと思って来たけど、タイミングが良いかどうかだけの問題なの。」「でも、(子供を産む時には)どれだけのお金が銀行に貯まっているべきか、心に決めている金額がある。それだけの額があれば、子供の将来を守れるし。そうすれば子供が生活に苦しまずに済むわ。だから金銭的に安定したら、子供を産むつもり。」
ミーガンがどれだけの貯金額を想定しているのかは分からないが、腐ってもハリウッド女優なのだから、かなりの額はすでに銀行にあるのだろうに、まだ足りないのだろうか、それとも上には上を目指しているのか…。
それにしても、映画『トランスフォーマー3』を干されて以来、正直この先のキャリアが見えない状態であると言えるだろう。努力して「扱いにくい女優」のレッテルを是非はがしてほしいものである。ちなみにもし女優になっていなかったら、ミーガンがなりたかった職業は「考古学者」だといい、「エジプト考古学のクラスをいくつか取ったことがあって、もし女優を辞めたらフルタイムで勉強することも考えているの。」とのことだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)