ジェニファー・アニストン(42)と長年仲が悪かった実母のナンシー・ダウさん(75)が脳卒中で倒れ、ジェニファーが病床に駆けつけたと英『デイリー・メール』紙が伝えている。
ジェニファーの母、ナンシーさんは先週末に脳卒中で倒れ、ロサンゼルスエリアの病院に担ぎ込まれた。ジェニファーは同棲中の恋人、ジャスティン・セロー(40)を伴って母の入院する病院に駆けつけたが、ジャスティンは病室に入らず、外で待っていたそうだ。
ナンシーさんの病状は詳しくは分からないが、話すことが出来ない状態と言われており重体のようだ。10日、うろたえた様子で恋人セローと共にパパラッチされたジェニファーは、病床を訪問した際、涙を流していたとも伝えられている。
ナンシーさんが暮らす北ハリウッドのアパートの隣人は、『デイリー・メール』紙に彼女が入院していることを認めた上で、「彼女は素晴らしい、とても良い人です。しかし、あまりプライベートを明かしません。」と語った。
ナンシーさんは元モデル兼女優。ジェニファーが9歳の時に、ジェニファーの父親である、夫の俳優ジョン・アニストン(78)と離婚し、その後ジェニファーをシングルマザーとして育てて来た。
そのナンシーさんとジェニファーは、最近まで10年以上仲違いしていた。00年のブラッド・ピットとの結婚式には、ジェニファーの苦渋の判断で、ナンシーさんが招かれなかったほどだ。母娘の仲が悪くなった経緯について、ナンシーさんがメディアにオープンに語ったり、暴露本を書いたりしたことから、ますますねじれていったという。
しかしその仲違いも08年頃には解消。09年には『ニューヨーク・ポスト』紙のインタビューで、「母との関係は良好よ。もう(確執は)終わったの。今はお互いに連絡を取り合っているし、話してもいるわ。」とジェニファーの口から語られていた。ジェニファーの代理人は今回のナンシーさんの入院について、「プライベートな家族のことなので。」とコメントを避けている。長年の確執があったとはいっても、実母が緊急入院とあっては、ジェニファーもさぞかし心配に違いない。ナンシーさんの病状回復を祈りたい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)