一昨日こちらで、10月8日にウェールズの首都カーディフで予定されている『Michael Forever Tribute Concert』という一大イベントに伝説のロックバンド｢KISS｣の出演が決まり、業界やファンの間で “なぜアンチ・マイケルの彼らが？” と批判が高まっていた。やはりその出演はなくなった模様だ。

「KISS」のベーシスト、ジーン・シモンズは昨年、生前のマイケルについてメディアの取材に、「彼は小児性愛者のヘンタイ。おおいに問題があった」などとコメントして物議を醸した。

だが、このほどプロモーターは「KISS」にそのトリビュート・コンサートへの出演を依頼し彼らも快諾。マイケルのファンから不満の声が殺到した。そうした現状を受け止めたプロモーターは、残念ながら出演要請を撤回する旨を「KISS」側に連絡したという。

そもそも、「KISS」の出演を望んだのはマイケルの母キャサリンさん。マイケルは昔から「KISS」の音楽をとても好きでよく聴いていたそうだ。あらゆる意味で残念な話である。現在クリスティーナ・アギレラ、Cee Lo Green、スモーキー・ロビンソン、レオナ・ルイス、ジャスティン・ビーバーなどの名が出演者として挙がっており、まだまだ著名アーティストへの交渉は続いている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）