アメリカで現在最も人気が高いアスリートの1人である、NBA・LAレイカーズのコービー・ブライアント選手(32)。あの “神様” マイケル・ジョーダンも自分の後継者は彼であると認め、名実ともにNBA界の超スーパースターであるコービーだが、このほど教会で一般人相手にトラブルを起こしてしまった。
14日、コービーがサンディエゴ・カーメル・ヴァレーにあるカトリック系の教会、「St Therese of Carmel Church」に現れ、そこで1人の男性と悶着になり怪我を負わせた。怒りが治まらないコービーは、さらに神像を売買している人々を怒鳴りつけ、そのレジ台やハトを売っていた人々のシートをひっくり返すなど大暴れとなり、通報を受けて警察が駆け付けたという。
コートでは冷静で的確な判断力が身上のコービー。何が目的で、そのような暴挙に出たのであろう。怪我を負ったその男性は警察に対し、「携帯電話を使用しようとしていた所、突然コービーが腕につかみかかって来た」と主張している。
男性は手から携帯電話をもぎ取られ、その内容を確認したコービーは、何の画像も写っていないと分かるとすぐに返してくれたという。しかし、「手首に怪我を負いましたよ」と激怒。病院で手当てを受けるというから、治療費は間違いなくコービーに請求されるであろう。
一方のコービーは警察に、「自分と妻ヴァネッサの写真を撮ろうとしていたように見えた」と釈明しており、彼が “スナパラッチ(市民がセレブをスナップ写真に収めること)” を嫌う男であることが浮き彫りになった。
身長198cmの巨漢でトップ・アスリートである自分が、女性や子供も出入りする敬虔なカトリック教会の空間で、粗暴な行動に走ってしまった。このことは恐らく本人が一番悔やんでいるものと思われるが、いかがであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)